【新型肺炎】死者800人、感染者3万人を超えたコロナウィルス対策は?
肺炎を引き起こす新型コロナウイルス。日本人も1名死亡と、みなさんもTVニュース・新聞・ネット情報をご覧になっていると思いますが、見逃した方に、2020.2.8~2.9のTV番組からの最新「自分で出来る予防対策」をまとめてお知らせします
有効な「どうすれば感染しないか?」5つの方法
専門医の先生からの情報をご紹介しますね 。 まずは超要約編
- ハミガキで口の中を清潔に
- 外出時は指・手の触れることを最小限に
- オフィスなど自分の触れるモノに注意
- お昼は15分外出し、日光を浴びる
- 帰宅時にはまず手・顔を消毒
順に、詳しく説明しますね
【出典】 2020.2.8 「中居正広のニュースな会」
2.指・手の触れることを最小限に
外出すると手・指が一番 、外部のモノに触れます。それらは菌・ウィルスの感染者が触れたか、飛沫を付けた可能性があります。 ウィルスや菌は「平らなところが好き」とのこと、そこらじゅうに付着していると思うと、いやですよね。 例えば、、
◆ ドア
- ドアノブは、指で触らないよう、手のひらの真ん中でレバーを下げて開ける
◆ ボタン : エレベータ・部屋の照明スイッチなど
- 指の第二関節で押す
◆ エスカレータのベルト、つり革の輪など、
- エスカレーター: 手・指で触れないように肘をつくなど
- つり革の輪: 手首を通してつかまる 汗:
◆ 宅配便の受け取り、ガソリンスタンドやレストランなどでの支払時
- 渡されたペンは、様々な人が触っている可能性があるので、断って自分のペンでサインをする
3.オフィスなどで自分の触れるモノに注意
オフィスでは、様々なモノに手・指を触れます。 それぞれの対策は、、
◆ パソコンのキーボード
- 複数の人が使うこともある場合は、消毒用アルコールを噴霧して綺麗な布で拭き取る
◆ スマホの画面
- 消毒用アルコールを噴霧したティッシュなどで消毒する
4.15分間日光を浴びる
◆ ビタミンDには骨の生育に必須な血中のカルシウム濃度を高める作用のほかに、免疫作用を高めたり、さまざまな病気の予防効果があることが判ってきています。
- 日光を浴びることで、ビタミンDが私たちの体の中で作られます
5.帰宅時
外から帰ってきたときには、頭・顔・手・指などに、菌・ウィルスが付着している可能性があります。 そこで、、、
- 玄関で、消毒用アルコールを常備しておき、手に吹きかけて消毒してから、家に入る
- 洗面台に行き、ていねいに、手を洗う
- うがいをする
- 顔を石けんで洗う
- 最後に、アルコールを手に吹きかけ、手指全体を15秒間、消毒する
2.の「手の洗い方」は、この手順で丁寧に
- 手のひらに石けんを付けて
- 手の甲を洗う
- 指の間、特に指の股の部分を忘れずに
- 親指を交互に別の手で握って洗う
- 爪の周りは、菌が残ることが多いので、丁寧に
- 最後に手首をキレイに
下のブログも参考に見て下さいね
家の中の掃除
以上が体から菌・ウィルスの感染を防止する対策でしたが、実は家の中の、ホコリにもウィルス・菌が潜んでいる可能性があります。
番組では「健康になりたければ、家のそうじを」松本忠男著が紹介されましたが、「注意すべき家の中の3つのエリア」が指摘されました
- トイレ
- リビングの壁
- 寝室
【1.トイレ】
- 家族全員が使うので、手が触れるところ、レバー・ウォシュレットのボタンなどを、トイレットペーパーを除菌シートで拭く
- 水を流すときは、フタをして流すと、水滴が舞い上がるのを防止出来る
【2.リビングの壁】
- 外から持ち込まれたホコリに菌・ウィルスなどが、壁に付着します
- 100円ショップで売っている、「化繊のはたき」をなでることで静電気をおこし、壁をなぞる。 注: ハンディークリーナーなどで壁をこすってもホコリ・菌をちらすだけ
- 使った、化繊のはたきは、お風呂などでシャワーで洗い流し、乾かして再利用する。 注: ベランダではたくのは、菌をちらすので良くない
【3. 寝室】
- フトン、特に手や、くしゃみなどで顔の周りがウィルスが付いていることがある
- それが、フトンを上げるときなどに部屋中に舞い上がる
- 防止策は、粘着ローラーでからめとる
- シーツや、枕カバーなど、顔に近い所は周に3回洗濯することが望まれるが、シーツなどは面倒なので、手や顔が触れる部分をタオルでカバーし、タオルだけ定期的に洗うなどが、望まれる
まとめ:
ちょっと全部やるのは難しいですが、2020.2.9の TV番組「サンデーモーニング」で言われたことは、
- 中国武漢に比べ、死者が日本・海外で非常に少ないのは、こう言った手洗い・マスクなどの対策が、実行されていることが大きい
という意見もあるので、出来るだけ、4月終わるまで? がんばって続けましょうね
◆ ハミガキ
◆ 外出中は、手指で触れるところを最小に
◆ キーボード・スマホなど手指の触るものは消毒を
◆ 毎日15分は日光を浴びる
◆ 帰宅時は、手・顔を丁寧に洗う
◆ 家の中のトイレ・リビングの壁・寝室を清潔に
そして、
◆ 心配しすぎない。 インフルエンザより圧倒的に少ない。濃厚接触は30分
◆ リテラシーを持つ。 正しい情報を知る努力と、感染した人を差別しない
番外編:細菌とウィルスのちがい
◆ 感染症とは?
病原体(=病気を起こす小さな生物)が体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。病原体は大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。
◆ 細菌とは?
目で見ることはできない小さな生物です。栄養源さえあれば自分と同じ細菌を複製して増えていくことができます。人の体に侵入して病気を起こす有害な細菌もいます。一方で人の生活に有用な細菌も存在します(納豆菌など)。人の体には多くの種類の細菌がいて、皮膚の表面や腸の中の環境を保っています
◆ ウィルスとは?
細菌の50分の1程度の大きさで、とても小さく、自分で細胞を持ちません。ウイルスには細胞がないので、他の細胞に入り込んで生きていきます。ヒトの体にウイルスが侵入すると、ヒトの細胞の中に入って自分のコピーを作らせ、細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこみます。このようにして、ウイルスは増殖していきます。 ヒトに病気を起こすウイルスの例:インフルエンザウイルス、ノロウイルスなど
◆ ウィルスは抗菌薬(抗生物質)は効きません!
風邪を治すのはあなた自身の免疫力であり、お薬ではありません。医師が処方したり薬局で売られている風邪薬は、風邪のつらい症状を和らげるためのもので、原因のウイルスをやっつける薬ではないのです。