【禁煙むつかしい!】20年前に「やめとけばよかった」では遅いです~
【改訂あり】この記事は、2021.01.14のこちらの改訂版ブログをご覧ください
私、20歳のころから平均10本/日「かっこよさ」だけで、たばこ吸ってました。 何度も禁煙に成功(笑) し、最長3年禁煙したのに、また吸い始めたりして、挫折の人生でした (汗)
2014年10月 桂歌丸さんのTVを見て、完全禁煙できました
何度も禁煙に失敗した私が、今日(2020.2.20)で5年と3ヶ月完全禁煙できています。それは笑点で有名な「桂歌丸」さんのおかげです。
2014年10月ごろのNHKのTV番組でした。それは「高座」をおえて、ステージから下がった直後、死にそうな顔で人工呼吸器をむさぼる、桂歌丸さんの姿でした。
今でも鮮明に覚えているのは、桂歌丸さんの「こんな苦しいCOPDという病気があることを20年前に教えてくれたら、やめていたのに!」という言葉です。
そして、その番組の4年後、お亡くなりになりました、、、(涙)
COPDとは?
★ご参考 2018.7.2 週刊朝日
COPD 慢性閉塞性肺疾患とは?
COPDはたばこの煙などの有害物質によって、肺が炎症を起こす病気です。
20年以上喫煙していると発症しやすいため、早い人では40代で発症する場合もあります。症状は、
- 咳
- 痰
- 息切れ
で、進行すると息苦しさから動けなくなり、寝たきりになることもあります。
治療方法
結論から言って、この病気は治りません! できるなら「タイムマシン」で20年前の自分に、たばこをやめさせることです。
でも、20年も喫煙していない私みたいな人は、今すぐ禁煙することです。
治療の基本
- 最も効果的な治療は、「禁煙」です
- そして、受動喫煙の防止のみならず、生活環境全般の空気をきれいにすること
- それで咳や痰はかなり改善する
- 適度な運動をし、適切な栄養をとることも重要
軽減する療法
- 薬物治療の中心は「気管支拡張薬」です
- 「薬物治療によって肺をもとの状態に戻すことはできませんが、息切れなどの症状を軽減し、進行を予防することで生活の質を保てます。
- 「薬物療法」「運動療法」「栄養療法」「増悪予防」 などがあります
禁煙できて、いいことだらけ!
最初の1ヶ月はつらかったですが、それを過ぎると、こんな良いことだらけ!
- 朝、たんが出る、時々咳き込む、と言ったことがなくなった
- 口が臭くなくなって、清潔感を感じる
- 経済的に助かる : 1日20本なら、月1.5万円の出費で死亡を早めていた
- 喫煙場所が少なくなり、寒空にビルの外まで出て吸うなど不便なことがない。時間の無駄がなくなる。
- 吸えない環境にいてもいらいらいしない
- 4-5時間集中して仕事が出来るようになった (昔は1-2時間でたばこタイム)
新型たばこの「IQOS 加熱式タバコ」って大丈夫なの?
たばこのように100年以上歴史があると、さまざまな統計的判断が出来ます。 新型たばこ、IQOSは出て数年ですので、評価はまだです。 ただ、
- 紙巻タバコに比べて新型タバコでは有害性物質が少ない
と、たばこメーカーは言っていますが
- 病気になるリスクが紙巻タバコに比べて低いことを意味するわけではありません
- 有害物質量と病気になるリスクは比例するわけではない
ということと、
- 受動喫煙の被害者は迷惑している
ことも考えて下さい
日本人の死亡原因トップ3の原因に共通するのは喫煙
日本人の死亡原因、3つのブログ記事を最近投稿しましたが、これら3つの死亡に全ての原因となっているのが、喫煙です。
まとめ
日本人の死亡原因、3つのブログ記事を最近投稿しましたが、これら3つの死亡に全ての原因となっているのが、喫煙です。
習慣的に喫煙している者の割合は、厚生労働省の調査(2018)では17.8%で、減少傾向にあります。
オフィスや商業施設で分煙や禁煙が広がっていることも、非喫煙者にとってはとてもいい環境にはなってきています。
私にとって、禁煙に最もモチベーションが高かったのは、
- 喫煙が原因でおもい病気にかかった人の話
というのが、私の成功体験です。 多くの企業の健康保険組合が、禁煙を勧めていて
- (死亡した)喫煙者の肺の中を見せる、、
- 禁煙を勧め、禁煙宣言させて、まいにち励ましのメールを送る
などの、対策を行っておられることも、いいと思います
★ 結論
- 禁煙したら、良いことだらけ!
- まだ吸い始めて20年未満の人、すぐたばこやめましょう!