【 コロナウイルス 】でも、少しは良いことがある!
とうとう、日本の大都市も「外出禁止」が必要な状況になってきました。 想像だにしなかった状況がどんどん広がって「いつまで?」が、だんだん悲観的になって、社会の雰囲気がわるくなっていくのが、こわいです。
世界を制覇する勢いの恐竜「ダイノザウルス」たちは、氷河期時代にほろびましたが、恐竜よりずっと弱い人類は生き延びたのです。
そこで、本日は「少しは良いことがある!」という情報を集めてみました
私が思った「良くなった」こと
外出・外食・レジャー・海外旅行をしなくなって、出金が減った
そのため、収入が激減して、困っておられる旅行・外食・エンターテインメント業種の方には申し訳ないですが、、、
手洗い・マスクを守る人が増えて風邪・インフルの患者がすごく減少
価値のない集まり・会議が減った
集まって、情報の説明だけで終わるような会議は、メールで済ませるなど、効率的になってきた
新聞から「よくなりそう!」なこと
国際協調の動きが出てきた
2020/03/27 日本経済新聞の記事、日米欧G7が、数十億ドルを、新型コロナウイルスのためのワクチン開発支援に。CEPI Norway
在宅勤務が広がる
2020/03/25 日本経済新聞 「経済修復にどう臨む」デジタルシフトの好機に (大阪大准教授 安田洋祐 氏)
- TV会議の普及で会社の意思決定も変わる。 より客観的な事実データが求められる
日本が「安心して住める国」と海外から認められる
2020/03/25 日本経済新聞 「経済修復にどう臨む」同上
- 日本社会の強さを「安心して住める」「高度な技能を持った外国人を積極的に集められる」と言う印象になる
- 欧米の医療や公衆衛生がウイルスの流行に弱い
- 日本の死亡者は大きくは増えていない
- 中国ほど市民行動を徹底監視せず、手洗いやマスク、企業や個人それぞれの行動の変化でウイルス蔓延を防いでいる。
日本でオンライ診療が条件付きで拡大
2020/03/25 日本経済新聞 オンライン診療 条件付き拡大
新型コロナウイルス対策で、厚生労働省はビデオ通話によるオンライン診療について、保険診察できる範囲を拡大した。 海外では進んでいたが、日本は対面診察を重視する医療界の反発で遅れていた。 新型ウイルスという外圧に押された格好。
オンライン診療は2018年度に保険適用された。 対象疾患が生活習慣病などに限られ、オンライン診察を受ける前に同じ医師による3ヶ月以上の対面診療が必要で、用件が厳しいため導入が広がっていない
これを「チャンス」に考えたいこと
新型コロナウイルスで、悪くなったことを挙げたらきりがないと思います。このような世界的レベルのパンデミックは過去になく、たいへんな人類のピンチです。
でも、我々人類はきっとこれを「変化のチャンス」に変えられると思います。
世界を制覇する勢いの恐竜「ダイノザウルス」たちは、氷河期時代にほろびましたが、恐竜よりずっとちからの弱い人類は生き延びました。
持続可能なウイルス対策
- 人に感染するコロナウイルスは1960年代に初めて出現したとのことです。コロナウイルス科の動物系統樹を見ると、既に牛のコロナウイルス、馬や犬、猫のコロナウイルス等がありました。人に感染するコロナウイルスで、これまで出現したのは、風邪のが4種類、2002年のSARS、2012年のMERSに次いで2019年の新型コロナウイルス(SARS-Co-V2)です。合計7種類も半世紀の間に変異しましたが、ホモサピエンスという人種が20万年も続いているのに比べて極めて速い変異のように思います。人に感染するウイルスがこの半世紀の間に7回も異変し、しかも人間社会に対して敵対的になってきていると危惧されます。
- 今回のSARS-Co-V2を撲滅しとしても、間歇的にもっと手強いコロナウイルスが人類を襲い、現在の人類文明を滅ぼすかもしれません。
- それに人類の知恵が打ち勝つためには、どんなウイルスにもレジリエントな経済社会の在り方、さらに地球環境の在り方を探究し、変革を実行しなければなりません。今回の新型コロナウイルスの出現は、その警鐘だと敏感に捉えるべきです。
まとめ
新型コロナウイルスで、悪くなったことを挙げたら、切りがないと思いますが、これも、人類のピンチをチャンスにと考える時期だと思います。
しかも、今回の「新型」だけでなく、今後は更に強いウイルスが出現することを前提に、グローバル経済のあり方や、人の交流を考える必要があります。
でも、短期的には、コロナウイルスで良くなること、を増やして行きましょう