【 CO2増加が急減 】新型コロナウイルスのおかげ?
青空がきれいになった?
全国レベルの外出自粛で、都市部の人通り・車の往来は確実に少なくなりましたね。
私も、STAY HOMEを守っていますが、せっかく守っているBMI (肥満指数?)をキープするため、毎日散歩だけは行っています。
気のせいかも知れませんが、空気が綺麗になった気がします。
人工衛星の観測で、CO2(二酸化炭素)濃度が半減
冬から春にかけて生物の活動が活発になることで、例年CO2は増加するそうです。新型コロナウイルスが発生した 2019年12月から2020年3月のCO2濃度は、ここ数年の同時期に比べて増加ペースが半減したことが、環境省などが運用する人工衛星の観測で明らかになったそうです。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による経済活動の停滞で、温室効果ガスの排出量が急減し、世界の工場と言われる、中国だけでも国内のCO2排出量が25パーセント(2億㌧)も減少した計算になるという情報もありました。
航空業も事実上の一時停止で、CO2排出量削減目標を達成
汚染度の高い産業である航空業も事実上の一時停止状態にあり、短期間ではあるがCO2排出量の削減を達成している。
いつもは観光客を乗せたボートであふれかえるイタリア・ベネチアの運河の水がきれいになったことなど、他にも環境面で良い影響があったそうです。
【出典】
- テレ朝News 2020.4.13 CO2濃度増加ペース急減 コロナで経済低下も要因か
- Wired 2020.3.26 新型コロナウイルスの影響で、温室効果ガスの排出量が世界的に激減している
- 2020.3.1 フィンランド研究機関 "Center for research on energy and clearn air"
- JIJI.com 2020.3.26 手も空もよりきれいに、新型コロナウイルスがもたらしたもの
でも、これは一時的な現象?
専門家は「一時的なものにすぎない」
しかし残念ながら専門家らは、この現象は長続きしないとみている。新型コロナウイルスの危機が終われば、各国は失った時間を取り戻そうと経済活動をさらに活発化させ、経済成長を回復させる競争の中で気候変動への関心は脇に追いやられる可能性が高いという。
【出典】
- Wired 2020.3.26 新型コロナウイルスの影響で、温室効果ガスの排出量が世界的に激減している
- JIJI.com 2020.3.26 手も空もよりきれいに、新型コロナウイルスがもたらしたもの
まとめ
たしかに、一時的な現象だと思いますが、新型コロナウイルスのワクチンが出来て、感染が終息すると、一気に経済活動を加速されて、「CO2より経済復興だ」となってしまう恐れは十分ありますね。
この短い期間だけでも、世の中の植物・緑が復活して、地球の回復力が増すことを祈っています。