【 コロナと共生 】2020年6月以降の新生活スタイルのオススメ
日本は、緊急事態宣言を5月31日まで延長しました。 不安なのは「いつまで?」「生活はどのように変わるの?」「ビジネスは?」といったことだと思います。
わたしなりに、「?」のつく新生活スタイルを考えて見ました
2020.5.9 改訂 2020.5.8 朝チャンからの情報を追加しました
全世界の人がとるべき、新生活のスタイル
新型コロナウイルスをやっつけるため、全世界38億人の人が知恵を絞ってベストな対策をした、と仮定して想像できることをまとめてみました。
はずかしながら全て、私のあさはかな仮説です。
(A) 自由な生活に戻るのは早くても2021年
(B) 感染を避ける行動は継続が必要
(C) 日本人はもっとデジタルに変わるべき
(D) 今後のビジネスは変わる
それぞれ、一つずつお話しますね。
(A) 元の自由な生活に戻るのは早くても2021年末?
過去の、パンデミックに学ぶと、世界中で感染が終わるのは2つの条件でした
全世界の人口の大多数が抗体をもつ
- 100年前の、スペイン風邪では、約3年弱でインフルエンザウイルスが自然と消滅しましたが、60%以上の人が抗体ができた、とも言われています
新型コロナウイルスワクチンができる
- これまでに人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、2002年のSARS, 2012年以降発生した、MERSなど変異することが知られています
- これら変異を含めたワクチンが出来ることが必要です
これらが実現するのは、1年半から2年というのが通説です
(B) 感染を避ける行動の継続が必要
一般的な感染症対策・健康管理を守る
- 石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行う
- 混雑した場所を避ける
- 十分な睡眠をとる
- 屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごさない
など、今まで守ってきたことを、継続しましょう
日本人の良い所を続けましょう
- マスクをするなど、清潔好きな国民性
- 挨拶は離れて会釈など、欧米のようなハグ・キス・握手は避ける
このようなことを、地道に続けるのは、新型コロナに限らず、今後ありえる新型インフルエンザなど見知らぬ感染症対策としても有効です。
(C) 日本人はデジタルに変わるべき
今回、早期に感染防止策を進めた、台湾・韓国・ニュージーランドなどに学べることがたくさんあります。 しかし、第二次世界大戦で大敗したトラウマが、日本人に重くのしかかっていて、憲法改正やハンコ文化などを変えることに大きな抵抗があります
台湾・韓国・ニュージーランドに学べること
- このような緊急事態を条件とした上で、ITを駆使して、国民の動向を把握する。 例: スマホを使った韓国のような、国民の動向調査で感染ルートが集計せずとも科学的にすぐわかるようにする
- 風俗や夜のおつきあいなどは、人に知られたくない。しかし、感染元不明が多く発生した日本では、対策が後手に回っている
- 国民総背番号と評判の悪いMy Numberですが、欧米など海外では当たり前です。 もし全員がMy Number Cardを持ち、全員が登録していたら、早期に「見舞金」を渡したり、台湾のように、マスクを平等に行き渡らせることができていました
私は、 もっと早く国民に経済的支援が出来る方法が、My Numberだったり、スマホの情報提供であれば、よろこんで協力します。
もちろん、ヒットラーや東条英機のような独裁者が政府を握ったときのリスクは計り知れません。 でも、それは別に解決策があると思います
(D) 今後のビジネスは変わる
私の狭ーい経験と知識ですが、与えられた1-2年で、みなさんの将来のビジネスの方向性を見直していただければと、思いついたことをまとめてみました
自粛を求められた業界の今後
- 遊興施設等、大学・学習塾等、運動・遊戯施設、劇場等、集会・展示施設、商業施設 などは、今後「ソーシャルディスタンス」を守る形への変更が必要でしょう
コロナ感染で、影響を受けた業種
- オリンピックの延期 : 建設・海運・航空・観光
- インバウンド : 航空・観光・小売り
- 外出自粛 : 航空・観光・小売り・娯楽・外食・自動車・アパレル・化粧品
- サービス分野: 航空・レジャー・旅行・飲食
- 製造業: 自動車・航空機の需要蒸発
- 石油業界: 外出自粛で石油消費が大きく落ち込み、世界のエネルギー事情が根底から変わる
- オフィス街のコンビニは売り上げ減 (自宅勤務のため)
今回とても良くなったビジネス形態
- Web会議システム LINE, Teams, Zoom などの活用で、業務の生産性が飛躍的に上がった。海外出張、国内出張、お客様訪問など、Face to Faceでなくても、コミュニケーションができるサービス。
- 出張時間や・通勤時間がなくなり、家族と過ごす時間が増えた。 生産性が上がった。会議室の確保や経費が不要、交通費が削減出来た
- 喫茶店、カフェはパソコンで仕事をする人が増えた。 自宅が狭くて家で仕事が出来ない人のニーズが増えている
- 在宅勤務のパソコンは売上50%アップ
- 家飲みが増えたので、スーパーのお酒売り場で売上アップ
コロナ時代に増収を1年ぐらいは伸ばすチャンス企業 マナブログより
- 医療系
- マスク系
- 人材派遣会社
- 食品デリバリー
- net販売 楽天など
- オンライン学習
- 備蓄系の食品販売
- オンライン会議ツール
- 動画のストリーミング
【参考】マナブ【公開】コロナ時代に、チャンスを見つける方法【8個のアイデアです】
伸びたビジネスの一例
- ダイヤモンド社「入社一年目の教科書」: 昨年比2.5倍の売れ行き。理由は、テクノロジーや社会構造は進化しても、ビジネスパーソンに求められるものは不変
- テレワークやオンライン飲み会用の部屋着「ジェラートピケ」
- ホームセンターのカインズでは、座椅子が順調に売れている。 また、リビングなどで、仕事をするため「間仕切り」が前年比23倍
- アイリスオーヤマでは、マスクの国産化・ネット販売、ホットプレートや室内環境を改善するサーキュレータが売れている、園芸用の噴霧器が自宅の消毒用として売れている
- セブン-イレブン・ジャパンでは、普段は動かない商品 リバーシ・トランプ、花札が売れている
ほんの一例ですが、ご参考にして下さい
まとめ
昨日の政府発表「5/31までの自粛延長」で「いつまで?」という不安を感じ、ちょっと客観的に考えてみました。
その結論は、あと1年以上は多少優しくなっても自粛は続くでしょう。 その中で私の生活をどう変えるべきか? を冷静に考えてみた結果、4つ気づいたことをおつたえしました。
(A) 元の自由な生活に戻れるのは早くても2021年
(B) 感染を避け、健康を守る基本姿勢は継続が必要
(C) 日本人は、もっとデジタルに変わるべき
(D) 今後のビジネスは変わる