【加齢性難聴】聞こえの悪さと付き合う方法 ★
加齢性難聴とは?
耳の聞こえが悪い人は、50歳を超えたあたりから徐々に増え始め65歳を過ぎると急激に増えるといわれています。
聞こえにくくなるのは避けられない事ですが、放置していると日常生活に支障が出るだけでなく、認知症につながる恐れもあるそうです。
なぜ高齢になると聞こえにくくなる?
- 音が聞こえるメカニズム
- 加齢で聞こえが悪くなる理由
- 有毛細胞は場所によって認識する音が違い、高い音を認識する場所から減っていくため、先に高い音が聞こえにくくなってしまうといいます
- これが、避けては通れない聞こえの悪さ「加齢性難聴」だそうです
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 2022.12.18 放送 「聞こえの悪さと付き合う方法」 JCHO東京新宿メディカルセンター 耳鼻咽喉科 診療部長 医学博士 石井正則 先生
https://hicbc.com/tv/genki/archive/221218/
加齢性難聴の症状
石井正則 先生によると、加齢性難聴になると以下のような症状が出るそうです。
- 体温計の“ピピッ”という電子音などが聞こえにくくなる
- カ行・サ行・タ行・ハ行の声帯を使わない音域が聞き取りにくくなる
- 7時(シチジ)を1時(イチジ)と聴き間違えやすくなる
加齢性難聴だと、認知症になる?
2017年、世界5大医学雑誌の一つランセットが『認知症の予防できるリスク要因のうち最大のものが難聴』だと発表しました。
認知症になる理由
メタボは難聴の原因になる?
意外と知らない加齢性難聴の原因「メタボ」
- 耳の中には多くの血管があります
- メタボが原因で動脈硬化が起きると、酸素や栄養が届かず、健康な人に比べて有毛細胞の機能が早く低下し、加齢性難聴が進行しやすくなってしまうそうです
加齢性難聴の対処法「補聴器」
意外と知らない加齢性難聴の原因「メタボ」
- 加齢性難聴の対処法はズバリ「補聴器」だそうです
- しかし、多くの人が補聴器をつけることに抵抗を感じる
補聴器と上手に付き合うこと
- 石井正則先生によると、補聴器を使う際には補聴器の微調整や、感じる音を脳でも調整する事がとても重要です
- 調整には最低でも2か月はかかるので、根気よく向き合う必要があるそうです
聞こえの健康は生活の質の向上
- 豊かな人生を送る上でとても重要なので、少しでも聞こえにくさを感じたらなるべく早めに補聴器の使用を検討してほしいとの事です
- 細胞の機能が早く低下し、加齢性難聴が進行しやすくなってしまう
- 本体価格は片耳15~60万程度と幅広い
- 2018年から医療費控除が受けられる
- 詳しくは専門機関に相談してみて下さい
自分の聞こえ度チェック方法
10秒でできる!「聞こえの悪さ」簡単チェック
- 親指と人差し指を擦り 音を出す
- そのまま両耳にあて少しずつ離す
- 音が聞こえなくなった所で手を止める
聴力が問題ないのは50-60cm
- 石井正則先生は、50~60センチ(軽くひじを伸ばす程度)くらいまで聞こえる場合は問題ないとの事
- それ以下の場合は2000ヘルツ以上の難聴があるかもしれないそうです。
(※2000ヘルツの音=小鳥のさえずり)
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
私の両親の年代は、そろそろやばい年代ですが、両親の耳は大丈夫でした。 ほっ! 将来のために、この記事は覚えておこうと思います。
聞こえが悪くなったら
- 躊躇せず、補聴器をつけよう
- 補聴器に慣れるには最低2ヶ月、普通6か月くらいかかる
- 生活の質を向上する上で、我慢せず早くつけると、認知症予防になる
加齢性難聴を予防する
- メタボを避ける。 メタボになると、銅若効果が起きると、耳の中の多くの血管に酸素や栄養が届かず、健康な人に比べ有毛細胞の機能が低下し、加齢性難聴が進行しやすくなる
- 長時間大音量で音を聞かない。耳への負担を減らす