【コロナ化で急増】目の疲れ・かすみへの対策 ★
目の疲れは、毛様体筋の緊張持続が原因
私たちが目でモノを見るときは、レンズの役割をする「水晶体」の厚さを調節することでピントを合わせています。
この水晶体の厚さを調節しているのが「毛様体筋」という筋肉です。
毛様体筋の緊張持続とは?g
パソコンやスマホ、タブレット端末などを長時間使用すると、至近距離のものを長時間凝視することになり、毛様体筋の緊張が持続し、目にかかる負担が大きくなります。
毛様体筋の緊張が強い作業と目からの距離
- スマホ 2-30cm
- パソコン 50cm
- TV 1-2m
【出典】
- My Health 122号 2022 spring版 「目にやさしい生活の心得」
目を酷使していることを自覚しよう!
今や、スマホ、タブレットでほとんどのコトが完結する時代ですが、便利な機能は知らず知らずのうちに、目を酷使しているのです。
意識して目を守り休ませてあげることを考えましょう。
目にやさしい環境を整える3つのオススメ対策
パソコン作業環境
- 外光や照明の光が入り込まないように、画面の確度を調節する
- 机は体形に合った高さ
- 椅子に深く座り、足裏全体が接する姿勢
スマホやタブレットと、目の距離は40cm以上離す
- 目に最も負担をかけるのが、至近距離で画面を凝視し続けること
- 最低でも40cm、画面から目を話すようにする
顔の姿勢
- 画面を見上げる姿勢は、ドライアイになりやすい
- 視線は正面化、それより少し下向きに
こまめに休憩を
- 使用時間が1時間を超えたら、10分程度の休憩を取る
- 10分が無理な場合は、数分でいいので、画面から目を離し、遠くの景色などを眺める
その日のうちに、目の疲れを解消しよう
目を温める
- あたためることで、目の周りの血行が良くなる
- 目の筋肉のコリがほぐれる
目を温める方法
- 疲れを感じたときは、蒸しタオルなどを使って目を温める
- タオルを50℃くらいのお湯につけて絞るか、水につけたタオルを電子レンジで30秒温める
- 目をつむり、温めたタオルをまぶたの上に5分ほどのせる
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
コロナ禍で室内のパソコン・スマホ作業が増えている中、知らず知らずに目を酷使していることを、認識しました。
オススメの目にやさしい生活の心得
- スマホ・タブレットは40cm以上離す
- テレワークの机の高さ・外光が入り込まない・姿勢・足裏全体が床に接するよう深く座る
- 長時間見つめるときは、1時間に10分休憩し、遠くを見る
- 50℃の蒸しタオルで目を温める