【 お酢パワー 】酢酸菌が花粉症の不快感を和らげます
酢酸菌が、免疫の暴走を止めてくれる
NHKの「美と若さの新常識」2020.07.09 放送で、お酢の第2のパワーが紹介されました。 東京農業大学 前橋健二 教授のお話です。
花粉症に悩める人たちに、酢酸菌成分の効果をテスト
- 酢酸菌成分を摂取しない人たちは、鼻づまりなどの不快感が発生
- 酢酸菌成分を摂取した人たちは、2日目以降不快感は和らぎました
なぜ、アレルギー症状が和らいだ?
- 私たちのカラダには、異物が⼊ってきたことを感知し、過剰に反応してしまうスイッチがあります
- 花粉がカラダに⼊ると、免疫のスイッチがオンになり、異物をカラダに⼊れまいと、⿐づまりなどのアレルギー症状を引き起こします
- この免疫作用を⽌めることができるのが LPS(リポ多糖類)で、酢酸菌の細胞壁にある成分なのです
- このLPSがオンになったスイッチをオフにし、過剰な反応を制御することができるんです
- 免疫機能のスイッチを押し、花粉症の不快感を和らげるのも、お酢を作る酢酸菌のすごいパワーなのです
【出典】
- NHK 美と若さの新常識 2020.07.09 お酢の第2のパワー「酢酸菌」
https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2020/178/432408.html
LPSは、にごり酢に入っています
普通のお酢には、酢酸菌が入っている?
- 昔ながらのお酢づくりは、⻑時間かけじっくり⾃然発酵、熟成させて作ります
- この⻑い期間に、酢酸菌の細胞壁から、LPSがお酢に溶け出していました
- 最近の製法では、最後にろ過をするので、酢酸菌が死んでしまっています
酢酸菌の入っている酢が「にごり酢」
【出典】
- NHK 美と若さの新常識 2020.07.09 お酢でカルシウム吸収もアップhttps://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2020/178/432407.html
酢酸菌のLPSのお話
お酢づくりで「酢酸菌」が果たす重要な役割
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お酢には強い抗菌力があり、食べ物を長持ちさせ、魚や肉のくさみ消しにも使われてきました
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生薬としても昔から重用されており、お酢を使うと健康になれることは洋の東西を問わず、大昔から知られていた
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実際にお酢には、腸内環境改善、内蔵脂肪の減少、血糖値上昇の抑制等々、さまざまな健康効果が報告されています
- 酢酸菌は自然界にも存在し、ナタデココやカスピ海ヨーグルト、紅茶キノコなど酢酸菌を含む食材もあります
- 酢酸菌には「LPS(リポ多糖類)」が含まれていて、LPSは安全に経口摂取できます
- しかし、市場に出回っている一般的なお酢は、製品の安定化と、にごりがあると見た目が良くないため、熟成後に濾過しており、この段階でほとんどの酢酸菌がなくなっています
- お酢には酢酸菌が必ず含まれており、「バルサミコ酢」「黒酢」「香酢」など長期熟成する昔ながらのお酢には、酢酸菌の細胞成分が少量含まれる
- 福岡の「庄分酢」や青森の「カネショウ」のように、伝統的な製法で酢づくりをしている蔵元もあり、こうした「にごり酢」は酢酸菌が残った状態のお酢で、健康面から注目されています
- 談:東京農業大学 応用生物科学部醸造科学科 前橋健二教授
花粉症は、多様な菌に接触すること
- 東京では2人に1人が花粉症といわれ年々増加傾向にあるが、原因のひとつは多様な菌との接触が減っているということ
- 移民当時の生活を営むアメリカのアーミッシュと、都会の子どもを比較した調査では、アーミッシュの花粉症有病率は10分の1以下だった
- 多様な菌に接触することで病原菌とアレルギー物質を正しく見分けることができ、免疫システムが正常に働くのではないかと多くの研究者が考えている
- 談:イシハラクリニック副院長の石原新菜先生
花粉症対策としても注目される酢酸菌
- 「花粉を体に入れない」、「体質を改善する」、「薬で症状を抑える」といった花粉症対策3原則のうち、一番大切なのが体質を改善すること
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適度な運動やしっかりと睡眠を取ることも必要だが、さまざまな食べ物を体内に取り込むのもポイントになる
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身体全体で7割もの免疫細胞が腸に集まっており、いろいろな菌に触れる機会が減っている分、食べ物からいろいろな菌を摂ることで免疫バランスを整える「食べる菌体験」がオススメです
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例えば、お酢、ヨーグルト、納豆、キムチなど、発酵食品には菌が多い
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酢酸菌は免疫の過剰反応や誤作動を抑制して、花粉症などのアレルギー症状を抑えることが期待できる
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さらに酢酸菌と乳酸菌を併用して摂取することで、単体で摂取するよりも倍以上のマクロファージ活性化が確認された。乳酸菌の食べ物に酢酸菌を加えるとより双方の効果が引き出しやすく、酢酸菌は花粉症対策の新たな選択肢としておすすめできる
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酢酸菌の1日の摂取目安としては、にごり酢、黒酢、香酢、バルサミコ酢など、大さじ1杯(15ml)を毎日継続して摂ることが理想
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摂るタイミングは食事と一緒が良く、こまめに摂るのがベストだが、1日1回しか摂れないのなら、腸の動きが活発になる夜間の「腸のゴールデンタイム」に合わせた夕食時が良い
- 談:イシハラクリニック副院長の石原新菜先生
【出典】
- @DIME 2019.12.14 花粉症やアルコールに対する効果に期待!専門家も注目するお酢が作り出す「酢酸菌」の力
https://dime.jp/genre/821490/
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます 。
お酢パワーは、血圧・体重・体脂肪などを減らす効果がありますが、今回はそれ以外にも、花粉症などのアレルギー効果について、ご紹介しました。
お酢で作られる酢酸菌の効果・効能
- 鼻づまりなどの花粉症の不快感が和らぎます
- 市販されている酢は、酢酸菌がろ過されていることがありますので、「にごり酢」がオススメです
オススメの酢酸菌の取り方
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酢酸菌の1日の摂取目安としては、にごり酢、黒酢、香酢、バルサミコ酢など、大さじ1杯(15ml)を毎日継続して摂ることが理想です
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摂るタイミングは食事と一緒が良く、こまめに摂るのがベストだが、1日1回しか摂れないのなら、腸の動きが活発になる夜間の「腸のゴールデンタイム」に合わせた夕食時が良い
お酢の種類別に、その効果を紹介しますのでご期待下さい
- 「酢酸」で血圧低下!脂肪退散!
- お酢でカルシウム吸収もアップ
- お酢の第2のパワー「酢酸菌」
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