【新型コロナ対策】夏になってマスク・消毒はどうすればいい?
夏のマスクは?
夏に入って、新型コロナ対策でマスクは必要
- 1. マスクの予防効果は?
- 2. マスクを外した時 どうすればいい?
- 3. 熱くなって熱中症が心配! 一番の対策は?
- 4. 素材によって効果に違いはあるの?
皆さんが気になっておられる、夏の暑い期間中の、マスクの必要性について、調べてみました。
1. マスクのそもそもの予防効果目的は?
- 症状がある人が感染を拡めないため、マスクは飛沫飛散防止が目的 *2 *4
- 症状がない人もCOVID-19にかかっている可能性があり、他の人に感染させないため *2 *4
2. マスクを外した時 どうすればいい?
3. 熱くなって熱中症が心配!
- 塩分補給も忘れずに
- 夏のマスクによる熱中症予防 1時間に1回 100mlの水分補給
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夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。このため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう *3
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マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう *3
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また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩することも必要です *3
4. 素材によって効果に違いはあるの?
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市販のマスクは、目の細かさが確保されていれば、素材で効果に大差はない
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干すときは、陰干しする
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マスクは繊維を傷めないよう、必ず手洗いする
【出典】
- 林修の今でしょ!講座 2020/6/23(火)新型コロナ対策 最新研究でどこまでわかった?マスク編 日本感染症学会 東京歯科大学市川総合病院専門医 寺嶋毅先生の見解
https://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/osarai/0037/ - *2 かわクリニック 【withコロナ】マスク着用はなぜ必要?(変化してきたマスク着用の意義)
https://www.kawaclinic.com/blog/103.html - *3 厚生労働省 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html - *4 6月6日時事通信「広範なマスク着用を WHOが修正、布もOK 新型コロナ」
消毒はどこまで?
皆さんが気になっておられる、夏の暑い期間中の、消毒の必要性について、調べてみました。
夏に入って、新型コロナ対策でマスクは必要
- 1. 消毒液 効果があるのは?
- 2. 体に付きやすいところは?
- 3. 家でウイルスが多くいそうな場所と消毒方法は?
- 4. 買った野菜などは消毒必要?
これら4つの質問に、日本感染症学会専門医にお答えいただきました。
1. 消毒液 効果があるのは?
- 70-83%のアルコール消毒液
- せっけん・ハンドソープ・洗剤などの、界面活性剤
2. 体に付きやすいところは?
- 手・顔・髪の毛につきやすい
- 対策: 家に帰ったらまずシャワーし、石鹸で洗い流す
3. 家でウイルスが多くいそうな場所と消毒方法は?
- 3位 洗面所
- 2位 トイレ
- 1位 テーブル
- ウイルスを含む乾いた汚れには、乾いたものでふき取る!
4. 買った野菜・果物などは消毒必要?
食品や食品包装がウイルスにさらされること、による新型コロナウイルス感染は報告されておらず、食品を介してコロナウイルスに感染する可能性は極めて低いというのが、WHOによる現在の見方であるそうです。 *2 しかし食中毒のリスクもあるので、食材を扱う際は最低限の衛生管理を徹底は必要です
- 調理器具、食器等は洗浄・除菌したものを使用する *2
- 野菜や果物はよく洗う (水で 15から30秒すすぎ洗いする) または、皮をむく、外側部分を取り除く *2 食中毒に予防にも必要
- 生の鶏肉・食肉は洗わない *2 (交差汚染防止)
- 食材はできる限り加熱する *2 (コロナウイルスは熱に不安定で、通常の加熱調理温度(70℃)で感染力抑制に効果があるため)
交差汚染とは?
- 交差汚染というのは、“汚染度の高いものが汚染度の低いものと交わってしまう”こと
- 例えば、菌が増殖しやすい生肉が他の食品に接触したり、生肉を触った手で汚染度の低い食材を触ってしまったり、さらには生肉を洗った水が飛び散ることで、他の食材を汚染してしまう可能性がある
補足参考
- スマートフォンを除菌する場合は、一方向の乾拭きする
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お金を使う時は利き手以外を使い感染リスクを軽減する
【出典】
- 林修の今でしょ!講座 2020/6/23(火)新型コロナ対策 最新研究でどこまでわかった?マスク編 日本感染症学会 東京歯科大学市川総合病院専門医 寺嶋毅先生の見解
https://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/osarai/0037/ - *2 フジテレビュー 2020.05.26 食品の感染リスクは…?「ウィズコロナ」「アフターコロナ」で注意したい予防チェックポイント!
https://www.fujitv-view.jp/article/post-108077/
ご参考
夏になって、厚生労働省からのガイドが出ていますので、ご参考まで。
【出典】
- 環境省・厚生労働省 2020年6月 熱中症予防xコロナ感染防止 「新しい生活様式」を健康に!
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000642298.pdf
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます
梅雨も明けて、夏の暑い期間に入りました。 その中でも新型コロナ対策として、「マスクの必要性」「消毒の仕方」について、まとめます
暑い中でのマスク
- そもそもマスクの目的: 症状がある人が感染を拡めないため + 症状がない人もCOVID-19にかかっている可能性があり他の人に感染させないため 必要です
- 熱中症予防のため、1時間に1回 100mlの水分補給すること
- または、 周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩することも必要です
熱い夏の消毒
- 70-83%のアルコール消毒液で、手を消毒する
- 家に帰ったらまずシャワーし、石鹸で洗い流す
- 家では、(1)テーブル (2)トイレ (3)洗面所 にウイルスが多いので、定期的に、乾いたものでふき取る
- 野菜・果物などは、15~30秒水で、すすぐ
コロナとの戦いは、まだまだ続きそうです。 忍耐力を持つ必要があることを、改めて感じました。