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【高血圧の原因と対策】朝の3分で防げる突然死!

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心疾患月別死亡者数 出典:厚生労働省統計資料

寒い朝は、すぐ起き上がらない

 心筋梗塞心不全など心臓病は冬に多く起こります。 グラフでも見て取れますように、 心疾患による死亡数は1月/2月/11月/12月に集中し、夏季のおよそ1.5倍にのぼっています。

 冬に、あっという間に命とりにならないように日ごろから気を付けていただきたいです。

 

 血圧は睡眠中の深夜に最も低くなります。 そして、早朝から日中の活動に備えて少しづつ上昇していきます。この「朝」がポイントになります。脳卒中心筋梗塞など心血管の合併症が発生しやすいのが「朝」。他の時間帯の3倍との発表もされています。

高血圧気味のかたは、この3つをすることで突然死を防げます!

  • 朝はすぐに起き上がらない
  • お布団の中で軽いほぐし
  • 身体に急な負担を掛けないように心がける

高血圧とは?

 血管を通る血液の圧力を「血圧」と呼びます。肥満、喫煙、ストレス、塩分の摂りすぎが高血圧の主な原因と言われています。 

高血圧の原因

 高血圧は、別名「サイレントキラー」と呼ばれるほど自覚症状がなく、気づきにくいです。特に高齢者の場合は高血圧が続くと糖尿病などの合併症を併発することもあり、放っておくと「動脈硬化」を起こし、やがて「脳卒中」や「心筋梗塞」などの病気にもなりやすいので危険です。 これらの原因は、

  • 大動脈の老化や劣化による「血管の低下・血流の悪いさ」
  • 自律神経の働きが落ちる→血管の拡張・収縮が上手にできない
  • 血圧が高い人が脳の血流量が十分でないとめまいや立ちくらみが起こる→脳梗塞
  • 急激な寒暖差、お風呂の出入りや寒暖差がある場所
  • 起床時に温まった布団から、寒い部屋に出ると毛細血管が縮まり、血圧が上昇 やすくなります
  • イライラや怒ったりストレスを強く感じるとき

高血圧の対策・予防

  • リラックスできる状況をつくり、好きなことに集中するなどして過ごす
  • 血圧の平均値を把握する ※毎日朝晩2回の同じ時間に測定します。
  • お薬を飲んでいる場合は投薬前、夜は入浴前に測定するように心がける
  • 適度な運動も大切 ※軽く汗ばむ程度のウォーキングやストレッチ有酸素運動を週に3~4回
  • 寒い冬は外に出る前に室内で足踏みをするなどの軽いウォーミングアップを行う
  • 朝は特に血圧が上がり始める時間→ストレッチや、ゆっくりと体をほぐしてから行動
  • 急激な温度差を作らないよう気をつけることが大切です
  • 喫煙は控える ※喫煙は交感神経が興奮状態になり急激に血圧が上昇します、また 血管も収縮し、酸欠状態になるため血液量が増えて高血圧を促進させます。 さらに喫煙は動脈硬化の一因にもなり、脳卒中、腎臓疾患のリスクを高めます
  • 食事の見直し 特に気をつけたいのが「塩分(6g/日)」です。
  • サプリメントではなく栄養バランスの良い食事を心がけてください。

まとめ

 ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 幸せな人生は、一生健康でいること。 寝たきりになって周りの世話になりたくはないですよね。

 脳卒中心筋梗塞などの心血管の病気が発生しやすいのが、冬の朝。その原因が、高血圧にあるとされています。 高血圧を予防するのは、日頃の予防が何より大切です

  • 血圧を計測・把握する
  • 適度な運動
  • 気温の寒暖差に注意
  • 喫煙は控える
  • 食事、とくに塩分控えめ

 しかし、既に高血圧を発症していても、軽度であれば、生活習慣の見直しでお薬やサプリメント療法なしでも改善できることがあります。まずは、寝起きの布団の中で手足運動 これを始めてみてくださいね 。

 

 

 

 

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