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【コロナ体験談】自分は感染しないと思っている?

 

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コロナ感染はインフルエンザよりはるかに、つらいです

 まずは、コロナとインフルエンザとの違いをご覧ください。

大きな違い

  • インフルエンザに比べて致死率が高い
  • 新型コロナは、潜伏期間が長く、感染しても無症状であることも多い
  • 新型コロナは、無症状患者でもウイルス量は多く、発症前もウイルスを排出している

 

sakihana.hatenablog.com

もしかしたら?は誰にでも起こる、そしてつらい!

 2021.01.28時点で、日本の感染者数は37.6万人です。 1億2557万人の人口のわずか0.3%の、り患率で、「私は大丈夫」と思っている人が多いと思います。

 私は体調は良くPCR検査もしていません。 でも、父の知り合いからコロナ感染経験談を聞いて「もし私が感染したら、どんな大変なんだろう?」と、新型コロナ感染経験談を調べてみました。

 東京都政策企画局に寄せられた(*1) 体験者からの声 など38名の方からの「生の声」をまとめました。

 

経験者からのアドバイス

  • 医師:100人中99人が感染予防策を確実に実行しても、1人でも対策せずにいると感染が広がる
  • 30代女性:  自分が感染した事実を受け入れられなかった。自分は大丈夫なんてありえません。一人一人の自粛が今後の日本を良くも悪くもします
  • 30代男性: すぐに熱が下がる、身体もすぐに元気になるので、いつもの風邪と区別がつかない
  • 50代女性: 外ではマスクを外したことはない、除菌も人一倍していたが感染した 
  • 20代女性: 個人差があるが、私は月単位で回復に時間がかかった
  • 50代女性: 感染が判明し、仕事場や家族に伝えるときが精神的に一番つらかった。 迷惑をかける自責感と、過剰反応する人への怒り
  • 30代男性: PCR検査が鼻に綿棒を突っ込むので痛いってSNSに脅し文句があり検査を受けたくない人増えたらしいが、自分は全然痛くなかった
  • 30代ゲイ:彼氏(陰性)が勤務先で同性愛者と同居していること、そしてその相手がコロナに感染したと報告せざるをえず、必要以上の詮索におびえていた
  • 50代:社会復帰して感じるのは、緊急事態宣言の解除が「外出自由・マスク着用不要」と勘違いして行動し始めている人が多くみられる
  • 70代男性: 体力が低下し、免疫力が足りずウイルスに負けた。 常に体力を維持することが重要なコロナ対策である

山口もえさんアドバイス *2

  • もしかして、は誰にでも起こりうる
  • 症状が軽くても、発熱したらPCR検査を受けましょう
  • もしものことを考え、あらかじめ発熱外来を受ける病院を知っておくこと(住んでいる市や区役所のホームページで地域の医療機関を検索できる)
  • 1メートル以内の距離でも、マスクをしていれば濃厚接触にはならない
  • 発熱した日が発症日、その前後2日に菌をばらまく可能性が高い
  • 感染してしまっても自分を責めすぎないようにしましょう
  • もし精神的につらくなったら、すぐに医師に相談しましょう
  • 新型コロナウイルスを恐れすぎないで、家族みんなで免疫力をあげ、正しい知識を身に着け with ころな時代を乗り越えましょう
  • 新型コロナウイルス「陽性」の知人がいたら、「お帰りなさい」と声をかけられる暖かいここを持ちたい、それをお子さんにも伝えてほしい

【出典】

 

新型コロナ発症後の症状は、様々です

  上記出典からの抜粋ですが、本当に様々ですが、自分化が大切と思いました。

自分や家族が最悪の症状になるとしたら?

  • 結果が、感染しない・感染しても大したことない、なら幸運と考える

  • もしひどい症状になったら? と考えて感染対策をちゃんとしましょう

症状の例 *1

  • 40代女性 熱・割れるような頭痛、空咳、けん怠感、充血、味覚・臭覚なし。母子家庭で、母親から子供3人中2人発熱・咳。 インフルエンザより数倍もキツく感じた

  • 50代女性 発症当初から3日間38.5℃まで発熱。医者はただのカゼと診断。その後2日解熱後、また発熱。2回目の発熱でけん怠感、下痢、食欲ナシで死を意識。8日後やっと解熱し始め回復。子供たちは、1,2日で解熱し軽症 → 外ではマスクを外したことはない、除菌も人一倍していたが感染した

  • 20代女性 最初は咽頭痛から始まり、徐々に咳をはじめとする呼吸症状、痰・声がれと大変に。 陽性が判明した4日目から、味覚臭覚がなく食欲皆無、けん怠感。1か月後に職場復帰したがだんだん悪化、PCR検査は陰性になったが入院中で仕事復帰が不安

  • 40代女性: 陽性の連絡がきた時は、とにかくショックなのと悔しさ、そして、家族に感染はしていないかと不安で仕方ありませんでしたが、みんな、陰性。ホッとしました。保健所の方が本当に丁寧に対応して頂き救われました。仕事はこのままずっと復帰できないのか、感染したことで敬遠されてしまうのか、子ども達が何か言われてしまわないだろうかといろいろと悩んでしまい頭がいっぱいです
  • 40代女性 陽性確定後、ペット同伴療養所で精神的に救われた。 発熱もなく、軽症だったが、発症直後から味覚臭覚は一進一退で回復していない

  • 40代女性 最初は関節痛とだるさ、38℃の熱。 陽性判明し翌日入院後熱は下がったが、切れるような喉痛と、耳の内部の痛み → LINEで細かく症状をヒアリングし寄り添ってくれた医療従事者に感謝

  • 50代女性 発症後高熱が続き入院まで1週間かかった。入院後も高熱でアビガン投与で平熱になったが、すごい咳が続き酸素吸入、3週間入院後、自宅療養したが、しばらくめめいや息苦しさが治らない

症状の例 

  • *4 30代ゲイ(パートナーと同居) よくある微熱、1日目37度、2日目38.6度 その後紹介状発行を待っていてPCR検査を受けるときは36.5度に下がっていた。 ホテル療養中ににおいが分からなくなり、弁当がおいしく感じないことあり → すぐに熱が下がる、身体もすぐに元気になるので、いつもの風邪と区別がつかない

  • *2 山口もえさん: 風邪の症状。 鼻の奥がツンとして、その夜中に発熱37.8度まで上がり、体のあちこちが痛くなりましたが、翌日には熱は下がっていました

  • *3 56歳男性 家族3人 2021.01.20: り患したが、症状は強いけん怠感・微熱(37.1度まで)、胃のむかつき、下痢、などあったが軽かった。 妻は、味覚臭覚障害が2週間強かったが回復。 息子は無症状だった

  • *3 55歳男性 糖尿病持ち: 無症状だったが、ホテル療養。 ホテルの食事は揚げ物が多く野菜がほとんどないので心配だった

  • *3 71歳 最初は激しい頭痛だったが、無発熱なので疑わず、3日目の夜手の消毒剤「イソプロピルアルコール」のにおいがしないので、翌日PCR検査すると陽性だった。その後入院し軽症ながらも味覚異常に遭遇し苦労している

  • *5 井上和香さんブログ: 2020.12.27の夜中に体調に異変を感じてから、4時間後に40度近くの高熱発症。翌朝クリニックでインフルエンザとPCR検査をし、インフルエンザは陰性、翌日のコロナ陽性と判明。 小さい娘は、私のそばにきてしまうんです。何度も何度も注意してると、部屋に入っちゃダメと語気が荒くなってしまう。体力もないし、泣きそうな娘を見てると本当に申し訳なく思いました

【出典】

 

ホテルなど 療養中の経験

 

宿泊療養中の過ごし方

  • 個室で7~10日も過ごすので、体力が低下した
  • *1 60代男性: 狭心症カテーテル治療のため入院するにあたり、PCR検査を受けたところ、陽性が判明。ホテルで10日間隔離されたが、幸い無症状で、毎日朝昼晩検温と酸素飽和度を測るのが唯一の仕事。昼晩はお弁当で、結構美味しかった。思い遣りに感謝です。ホテル療養ではPCR検査がないので帰宅後検査予定
  • *1 30代男性 区役所の判断で入院したが、軽症でホテルに移動。ホテルでの環境に尽力してもらい感謝。お弁当のチョイスもおいしかった。 区役所・入院先の病院の皆様に軽症者の私にもこまめに対応され感謝
  • *1 30代男性 ホテルではケアがしっかり。毎朝電話で体調の確認あり、毎日違う看護師がケアを含め優しく安心できた

 

回復後の経過やリハビリ

 

体力 

  • 40代男性: 1.5か月寝たきり状態だったため、体力が戻らず、息切れがひどい。しんどい。抗体ができていないと主治医に言われた

回復後の再診

  • 40代男性: 回復者は他者への感染リスクはないと言われ退院したのに、主治医は「咳などの症状が完全になくなってから」と診療を拒否された
  • 40代女性: ホテル療養・入院の経験から、アドバイス。 自宅から療養環境を変えることで不安が解消される。 食事が安定してとれる。 正しい情報を得て、療養に当たれ、回復後に正しく社会に復帰できる

LGBTなどマイノリティの人が、り患したら

  • 30代ゲイ: 彼氏(陰性)が勤務先で同性愛者と同居していること、そしてその相手がコロナに感染した、と報告するのが2重につらい。 必要以上の詮索がありおびえていた
  • (1)一番の脅威は「人」 無症状の人が自覚なく感染を広げてしまうこと。正しく恐れ、気を付けること
  • (2)職場などから「コロナに感染するようなことをしたのですか?」という相当の圧力がかかること
  • (3)プライベートなこと(だれと一緒に住んでいる)まで聞かれる結果となり、人の偏見や差別がより問題を深刻化させる。必要以上に大げさなさわぎ方になり、害を及ぼす (HIVの時と同じ) 

社会復帰・回復後の不安

  • 50代女性: 感染が判明して、仕事場や家族に伝えるときが精神的に一番つらかった。 迷惑をかける自責感と、過剰反応する人への怒り
  • 50代女性: 復帰後に敬遠されないか?
  • 50代女性: 自分の子どもたちが何か言われないか?

医療従事者への感謝

 多くのり患者が、医療従事者や、保健所などへの献身的なサポートに感謝の言葉を述べておられたのが、印象に残りました。

医療従事者へのメッセージ *1

  • 30代男性: 感染リスクがある中にも関わらず、丁寧な看護と笑顔で接してくださり、とても感謝しています。他国のような医療崩壊を絶対に起こしてはいけないと強く思いました
  • どんなに、辛い場面でも、辛い事を言われても人を助けようと必死になり、助けようとする姿に涙が出ます。有り難う!貴女たちの姿に乾杯です
  • 30代男性: 隔離病棟に入っていましたが、みなさん本当にやさしく細かい気遣いをして頂き、本当に快適な入院生活を過ごす事ができました。また一緒のタイミングで入院した方とはお互い励まし合い、同じタイミングで退院する事ができて、新しい友人もできました。家族には大変息苦しい思いをさせてしまい申し訳なかったですが、国の対応が迅速だったおかげで誰にも移すことなく治療ができました
  • 40代女性: 日頃から救命救急等は激務だと思いますが、今回のような未知のウィルス対策の最前線に立ち向かっておられる医療関係の皆様には感謝と尊敬の念しか私にはありません

自戒のことば *1

  • 30代女性: 一人一人の自粛が今後の日本を良くも悪くもします
  • 30代男性: 都内で感染拡大が続いている現在、いつ誰が感染してもおかしくありませんし、発症していないだけで保菌しているかもしれません。そういう状況を一人ひとりが認識し、柔軟な体制の確保が感染拡大抑止に繋がると考えます
  • 30代男性: しっかりと体を動かし、免疫をつけておく必要性を感じた。 今は、毎日10kmの散歩を欠かさず行うようにしている。

 

まとめ

 ここまで読んでいただいて、ありがとうございます 

 38名の「体験談」を調べて、あなたにお伝えしたいことをまとめます

もし自分がり患したら?

  • 月単位で回復に時間がかかる(20代女性でも起こった)
  • 職場・家族にどう伝える? 迷惑をかける自責感
  • 周りの過剰反応に耐えられますか?
  • 新型コロナウイルス「陽性」の知人がいたら、「お帰りなさい」と声をかけられる暖かい心を持ちたい、それをお子さんにも伝えてほしい
  • 医療従事者に大変な負担をかける、感謝の気持ちを忘れない

大事な人にうつしたら?

  • 自分は大丈夫なんてありえません
  • もしかして、は誰にでも起こりうる
  • 一人一人の自粛が今後の日本を良くも悪くもします
  • でも、感染してしまっても自分を責めすぎないようにしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

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