【 健康診断受診率 】一般女性はなぜ40%しか受診していない?
昨日、私、健康診断を受けてきました。
とってもいやな「胃カメラ」もやりました。 4年前「ピロリ菌」が見つかって、ちゃんと治療したので、今年も問題はありませんでした。
婦人科検診を毎年受けている人はたったの4割!
様々な統計情報から、健康診断受診率を調べてみました。母集団・調査年度などが異なる環境ですので、対等の比較ではありませんが、傾向は出ました
まとめ:一般女性の受診率が一番低い
- 事業所が健康診断を実施 77% ~ 93% 従業員数が多い企業ほど受診率が高い
- 一般成人の受診率 64.3%
- 一般の女性の受診率 41.1%
なぜ、4割の人しか受診しない?
婦人科検診を毎年受診している人は41.1.%でまだまだ低いようです。なぜ、受診しないかを聞くと、その理由のトップ2は、こんな理由でした
- 面倒だから 44.2%
- 費用が高いから 46.8%
- 「生理痛」「更年期障害」がひどいが、わざわざ医者に行くこともない
実際の健康診断にかかる自己負担は1,000円~2,000円にもかかわらず、こんな理由になっていることです。 この%は、最も高い年代は50代で、45%ですが、20代でも36%でした。
【出典】健康診断受診率情報
- @PRESS 調査対象:オレンジページくらし予報モニター会員・女性(有効回答数)1040人 婦人科検診受診率 41.1% 2014年 女性
- 2017年 小泉進次郎をはじめとする自民党 厚生労働部会の「国民起点プロジェクトチーム」発表 特定健診(メタボ)受診率 53.1% 2017年
- 2011年 厚生労働省 健診・人間ドック受診 64.3% 20歳以上
- 2002年 厚生労働省 定期健康診断を実施した事業所における常用労働者で、従業員数が10~29人の場合の受診率は、76.8%
- 2002年 厚生労働省 定期健康診断を実施した事業所における常用労働者で、従業員数5000人以上の場合の受診率は、93.3%
【 出典 】
- @Press 2014.10.17 婦人科検診を毎年受けている女性はたった4割
https://www.atpress.ne.jp/news/52470 -
TEAM202x 政策実現ドキュメント・メディア 2019.04.26 「人生100年時代は、健康診断100%へ」健康診断の実施率をランキングで発表した狙い
-
厚生労働省 H22年 2011年 健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/3-5.html -
厚生労働省 H14年 2002年 事業所調査 健康管理対策の実施状況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/saigai/anzen/kenkou07/j1.html
幸せな人生って?
ベストセラー『人生を面白くする 本物の教養』著者で、立命館アジア太平洋大学 学長の出口治明さんによると、
- 幸せな人生 = 死ぬまで健康でいること
- 死ぬまで健康でいること = 死ぬまで仕事・社会貢献していること
つまり、幸せな人生をまっとうするためには「健康」でなければ意味がないと思います。 そのためには、最低毎年一回は健康診断で自分の悪いところがないか、チェックすべきと思います。
【出典】
女性の60%は日頃の不調を訴えている
2017年9月27日 健康関連サービスの動向整理 by MUFJリサーチ&コンサルティング によると、5000人の調査結果、健康に不安がある人が全体の6割もあるとのこと。
健康に不安のある理由 3,055人の回答
- 体力が衰えてきた 49.6%
- 持病がある 39.6%
- ストレスが溜まる・精神的に疲れる 36.3%
- 肥満が気になる 27.3%
- 歯が気になる 27.3%
- がんにかかるのが怖い 19.0%
- 心筋梗塞・糖尿病などが怖い 17.9%
日頃の不調があるのに、41%の人しか健康診断を受けないのは、本当に不思議と思いませんか?
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
皆、死ぬまで健康で生きたい、誰かの介護の世話にはなりたくない 、と思っているのに、女性の60%近くの人は健康診断していない、という事実をお知らせしました。
苦しんで・入院して死を迎えるような人生は避けて下さいね。
本日のポイント
- 死ぬまで幸せな人生を過ごすには、死ぬまで健康でいること
- 多くの人は、自分の健康に不安を持っています
- 「面倒」「費用がかかる」という理由で、健康診断を受けないのは問題
オススメ
- 若い頃から、健康診断を最低1回/年 受ける
- 自分の悪いところを早期に知り、対応すること
- 自らの健康を記録する、そんなことを助けてくれるのはスマートウォッチです