【新型コロナ後遺症】原因と対策が分かってきました
新型コロナ後遺症とは?
新型コロナ後遺症 症状例
- 倦怠感や味覚・嗅覚障害、頭痛、脱毛、息苦しさなど多岐にわたり、30~40代に後遺症で悩む人が多いそうです
- 後遺症患者に多く見られる症状の1つが、倦怠感。長い人では1年以上も症状が続く場合があるそうです
- つぎに、よく耳にする「味覚・嗅覚障害」、感染時には無症状だった人も、後遺症として味覚・嗅覚障害が出る場合があるそうです
- 感染時に重症化した場合は、退院後も酸素ボンベが必要になるなど重篤な障害が残るケースもあるそうです
「新型コロナ後遺症」とは?
- 新型コロナウイルスに感染後、通常であれば2週間~2か月ほどで症状が治まるといわれています
- 新型コロナ後遺症の判断基準の1つは、3か月以上症状が続く事
- レントゲンや心電図などで目に見える異常が見つからない
- 後遺症の判断基準の1つとなるそうです。
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.9.5 新型コロナ後遺症外来
昭和大学病院 医学博士 相良博典 病院長
ヒラハタクリニック 平畑光一 院長
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210905/
後遺症の原因は?
サイトカイン・ストーム
- ウイルスに感染すると、身体の中でサイトカインという物質が放出されます
- サイトカインは免疫を活性化させ感染した細胞を攻撃してくれます
- 新型コロナ感染した細胞が多いとサイトカインが大量に放出されて免疫が正常な細胞までも攻撃し、破壊してしまいます
- これを「サイトカインストーム」といい、細胞が破壊される場所によって、倦怠感などさまざまな後遺症の原因になってしまうそうです
- 正常な細胞が多く傷つけられている場合や神経にまで達している場合は、後遺症が長く続いてしまうそうです
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.9.5 新型コロナ後遺症外来
昭和大学病院 医学博士 相良博典 病院長
ヒラハタクリニック 平畑光一 院長
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210905/
後遺症を改善する方法は?
ワクチン接種
- 新型コロナに感染し、後遺症のある人が、ワクチンを接種することで後遺症が改善するという情報です
- 海外で行ったアンケート調査では、ワクチン摂取後に後遺症が改善した人の割合が約57%だったそうです
- 新型コロナウイルスに感染すると免疫機能のバランスが崩れてしまいますが、ワクチンを摂取する事で本来の免疫機能のバランスに戻って炎症などが治まることで、後遺症が改善されるのではないかと考えられているそうです
味覚・臭覚障害には、亜鉛を摂取する
- 後遺症患者に多く見られるのが亜鉛不足で、味覚・嗅覚障害を長引かせる原因の1つといわれているそうです
- 新型コロナウイルスに感染し、舌で味を感じる部分の「味蕾」や、鼻で匂いを感じる部分の「嗅球」に炎症が起きると、味や匂いが分かりにくくなります
- 亜鉛は、味蕾や嗅球の細胞を復活させるために重要な成分のため、不足すると細胞が復活できず症状が戻らなくなるそうです
- 日頃から亜鉛を摂る事はとても重要で、亜鉛は全世代の男女で不足しがちな栄養素でもあるので、積極的な摂取を心がけると良いそうです
嗅覚障害への治療方法
- 煙の匂いがガソリン臭く感じるなど、今までと違った匂いの感じ方をする場合に多いのが、鼻の奥にある上咽頭という部分の炎症です
- 上咽頭は、新型コロナウイルス感染の際に特に炎症が起こりやすい部分の1つで、匂いを感じる嗅球に近いため嗅覚障害を引き起こすそうです
- 上咽頭の炎症の際には、塩化亜鉛を染み込ませた綿棒を上咽頭に塗布して炎症を抑える「Bスポット療法(上咽頭擦過療法)」という治療法もあるそうです
亜鉛の大切さ
亜鉛を含む食材
- 牛肉・レバー
- チーズ
- 牡蠣・かに・うなぎ
- わかめ・ひじき・のり
- ごま
亜鉛を取り扱ったブログです
亜鉛を取り扱った11記事ご紹介
- 2020-10-11【 亜鉛 】あなたの味覚に大切な役割!
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/10/11/094856 - シナモンはビタミンB1、B2、ナイアシン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など栄養豊富
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2021/08/03/163743 - 「霊芝」は、豊富なミネラル分、マグネシウム・カリウム・ナトリウム・亜鉛・セレニウム・マグネシムなどを含む優良食品です
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2021/08/14/090412 - 体内でコラーゲン生成を助ける主要な栄養素: 亜鉛など
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2021/02/15/123204 - 牡蠣:牡蠣に多い亜鉛は、免疫細胞の働きを高める効果が期待
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2021/01/11/190515 - 亜鉛:細胞分裂をつかさどる助ける
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/11/12/125402 - 味覚を保つ亜鉛
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/11/05/082339 - ビタミンC・鉄・亜鉛・アミノ酸をとることで、体内でコラーゲンを生成できます
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/10/22/111140 - つくる細胞を増やす亜鉛が豊富です
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/10/12/122608 - 鉄と亜鉛は、不足すると肌の若さに必要なうるおい成分がつくれなくなる
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/10/12/122608 - 春菊 ミネラル: 亜鉛・セレン・銅・マンガン
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/10/01/025926
後遺症を残さないために注意する事とは?
後遺症を残さない
- 身体が弱っている時に無理をすると、後遺症が出る原因につながります
- 感染後に回復して陰性になってもすぐに元の生活に戻るのではなく、体調を見ながら徐々に活動の幅を広げていく事が大切だそうです
後遺症が長引いたとき
- 地方自治体や病院などに、新型コロナ後遺症の相談窓口があります
- 新型コロナ後遺症の専門外来も開設されています
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
デルタ株で、収束を見せない新型コロナですが、重症であるほど「後遺症」もひどいと言われています。 お気を付けくださいね。
後遺症とは
- 倦怠感や味覚・嗅覚障害、頭痛、脱毛、息苦しさなど多岐にわたり、30~40代に後遺症で悩む人が多く、長い人では1年以上も症状が続く場合があるそうです
後遺症の原因は
- ウイルスに感染すると、身体の中でサイトカインという物質が出て、免疫を活性化させ感染した細胞を攻撃してくれるが、新型コロナ感染した細胞が多いとサイトカインが大量に放出されて免疫が正常な細胞までも攻撃し、破壊するため
後遺症の対策
- ワクチン接種: 新型コロナウイルスに感染すると免疫機能のバランスが崩れてしまいますが、ワクチンを摂取する事で本来の免疫機能のバランスに戻って炎症などが治まることで、後遺症が改善される
- 味覚・臭覚障害には、味蕾や嗅球の細胞を復活させるために重要な成分、亜鉛を摂取する 牛肉・レバー・チーズ・牡蠣・うなぎ・わかめ・ひじき・のり・ごま など
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