【巻き爪】原因と対策
巻き爪とは?
巻き爪とは?
- 爪の端が内側に巻き込んだ状態になること
- 多くは足に起こります
- 「巻き爪」は病名ではなく、爪の巻いた状態のことをさし、皮膚に炎症がない場合は自由診療となります
- 自由診療とは、公的な医療保険が適用されない医療技術や薬剤による治療で、全額が患者負担となります
巻き爪の結果?
- 巻き爪のある部分に痛みが起こる
- 姿勢や歩き方が悪くなるため、ひざや腰の痛みの原因となる
- 高齢者の場合には転倒につながる危険もあります
【出典】
- *1 健康カプセルゲンキの時間 2021.09.26 目からウロコの医療人
多摩北整形外科病院 町田英一
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210926/ - *2 NHK 健康チャンネル 2021.05.15 巻き爪の原因と治療法とは?巻き爪を予防する正しい歩き方も解説
東京医科歯科大学 高山 かおる (たかやま・かおる) 特任教授
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_28.html
巻き爪の原因は?
足の爪は、元々丸くなる性質がある *1 *2
- 足の爪は、元々丸くなる性質があり巻く力が働いていますが、足の裏から伝わる力で押し戻しているので正常な形を保っています
- 指に力がかからないと、爪を巻く力が勝ってしまい、巻き爪につながってしまうのです
- 指に力がかからないのは、寝たきりなど歩く頻度などが少ない場合や、足の指に力を入れずに、ペタペタと歩く癖のある人です
その他の、巻き爪になる2つの原因 *2
このサイトにわかりやすく写真なども掲載されていますのでご参照下さい
-
間違った爪切り (1) 深爪のため爪の先の皮膚がもりあがり、爪がまっすぐに伸びない (2) 爪の両端を切り残してしまうため、爪がとげのように皮膚に突き刺さる
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爪への過剰な力 (3) 外反母趾がある場合 (4) 足の形に合わない靴を履いているときなど 歩行時、地面からの力が親指に加わるだけでなく、人差し指によって上からも押されるなど、足の指に過剰な力が加わるため、親指の爪がまっすぐ伸びることができず、巻き爪になります
巻き爪の対策
5つの対策 *2
- 正しく爪を切る (1) 切りすぎない (2) 平らでまっすぐな形に切り角は少しだけ整える (2) 3~4週間に1回は切りましょう
- 足を締め付けるような靴は避けましょう
- テーピングで皮膚を引っ張る (1) 足の指 または (2) 爪の周囲を覆う
- 正しい歩き方 (1) 足の指がしっかり地面につくよう
- 医療機関での巻き爪の治療・矯正 (1) ワイヤー法 (2) クリップ法
巻き爪を防ぐ爪の切り方 *1
町田栄一先生によると、巻き爪にならないように日頃から爪のケアをする事も大切との事。この方法で行うと、爪の端が肉に食い込みにくくなり巻き爪予防につながるそうです。
- 爪の先端をまっすぐに切る
- 爪の角は残し、長さは指先と同じくらい残すのが目安です
- 爪の両端をヤスリで丸く整えたらOKです
ワイヤー法: 痛みのない マチワイヤー *1
- 町田栄一先生が10年の月日をかけて生み出したのが「マチワイヤー」という医療器具です
- 形状記憶のワイヤーを、爪の両端に1つずつ穴を開けて、ワイヤーを通す事で、元の形に戻ろうとするワイヤーの力が、足の裏から伝わる力の代わりとなり、爪本来の形に近づくそうです
- 痛みはなく、1~2か月ごとにワイヤーを入れ替え、半年~1年ほどで治療が完了するそうです
クリップ法: 市販品 巻き爪ワイヤーガード
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。 両親が好きな番組なので、私も継続的に見ている「健康カプセル ゲンキの時間」で紹介された「巻き爪」について、調べてみました。
巻き爪とは?
- 足の爪は、元々丸くなる性質があり巻く力が働いていますが、足の裏から伝わる力で押し戻しているので正常な形を保っています
- 指に力がかからないと、爪を巻く力が勝ってしまい、巻き爪につながってしまうのです
巻き爪の原因
- 寝たきりなど歩く頻度などが少ない場合や、足の指に力を入れずに、ペタペタと歩く癖のある人です
- 深爪・爪の端を切り残すなどの間違った爪切り
- 外反母趾や、足の形に合わない靴を履いているとき
巻き爪の予防・対策
- 正しく爪を切る (1) 切りすぎない (2) 平らでまっすぐな形に切り角は少しだけ整える (2) 3~4週間に1回は切りましょう
- 足を締め付けるような靴は避けましょう
- テーピングで皮膚を引っ張る (1) 足の指 または (2) 爪の周囲を覆う
- 足の指がしっかり地面につくよう、正しい歩き方にする
- 医療機関での巻き爪の治療・矯正 (1) ワイヤー法 (2) クリップ法