【ドーパミン】やる気が出る幸せホルモン
ドーパミンとは?
「幸せホルモン」と呼ばれる代表的な物質は3種類あります。 このブログでは、3番目の「ドーパミン」について、その効果・分泌方法をご紹介しますね。
幸せホルモン
ドーパミンとは?
- ドーパミンは生きるために必要なやる気を促し、幸福感をアップさせるホルモンで、達成感、快感、喜び、感動などももたらします
- ドーパミンが不足すると「やる気が起きない」「記憶力や作業能率の低下」「無関心・無感動」などを引き起こし、幸福感の低下につながってしまいます
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仕事や学習などに必要な情報を一時的に記憶・処理する能力である「ワーキングメモリー」にもドーパミンは影響を与えるといわれています
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ドーパミンの分泌が活性化されると、学習能力や仕事能率のアップも期待できます
厚生労働省 e-ヘルスネット
- 医学・医療分野では日本語表記をドパミンとしている (Wikipediaより)
- 神経伝達物質の一つで、快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たしている
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ドパミンは神経伝達物質のひとつで、カテコールアミンと呼ばれる種類に属します。アミノ酸のチロシンから酵素の働きによって合成されます
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ドパミンが働く主な神経経路には黒質線条体路・中脳辺縁系路・中脳皮質路の3つがあります。黒質線条体路はパーキンソン病と関連し、中脳辺縁系路と中脳皮質路は統合失調症と関連するとされています
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アルコールを飲むことによって快く感じるのは脳内の報酬系と呼ばれる神経系が活性化するためと考えられますが、この報酬系ではドパミンが中心的な役割を果たしています。アルコール・麻薬・覚せい剤などの依存を形成する薬物の多くはドパミンを活発にする作用があり、そのために報酬系が活性化するので、これらの薬物を使用すると快感をもたらすと考えられます
【出典】
- 朝日新聞Reライフ 2020.03.23 ココロとカラダに幸せホルモンのご褒美を 分泌に大事な食事や腸について知ろう
https://www.asahi.com/relife/article/13224840 - 厚生労働省 e-ヘルスネット ドパミン
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-047.html - Study Hacker 2019.04.21 やる気のもと「ドーパミン」を脳内で増やす4つの方法。“やる気が出ない” は科学的に改善可能
https://studyhacker.net/dopamine-bunpitsu
ドーパミンの効果
幸せな気持ちにさせて意欲につながる
集中力がアップして効率が良くなる
ポジティブになる
ドーパミンの増やし方
では、そのドーパミンの分泌を促す二つの方法をご紹介します
(1)チーズや大豆食品を食べる
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ドーパミンは食事によって増やすことができ、オススメはチーズです
- 乳製品に含まれている「カゼイン」と呼ばれるたんぱく質からチロシンは多く摂取できます
- 乳製品の中でもチーズは特におすすめです。チーズは生乳の水分を抜いて、残ったたんぱく質を固めたものです。そのため、もっとも効率よくカゼインを摂取できる食品といえます
- そのほかの食材として、大豆の煮豆、豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉など、大豆食品にも多く含まれます。
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ドーパミンを増やすために、チーズなどの乳製品と大豆食品を積極的に食べることをお薦めします。
(2)小さな目標やタスクを達成しよう
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ドーパミンは何かを達成していくことで活性化されます
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例えば、マラソンです。走っている間は苦しくて「もう二度と走らない」と思っていても、走り終えると「また走りたい」と感じる人がいます。これは達成感からドーパミンが分泌しているためと考えられています
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仕事やプライベートでも同様で、目標を達成していくことで、ドーパミンが分泌されます
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ポイントは「達成しやすい小さな目標やタスクを設定する」ことで、ドーパミンを継続的に分泌できます
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目標を大きく設定してしまうと、かえってモチベーションがあがらず、何も手につかなくなり、燃え尽き症候群のような状態に陥る可能性があります
(3) ご褒美
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ドーパミンの活性化には「ご褒美」が効果的です
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例えば、元気で活発な子どもに対して、ただ「静かにして」と言ってもなかなか聞き入れてもらえません。
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「静かにしていたらご褒美にお菓子をあげる」と言うと、それを聞いた子どもはジッと静かにできます。
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「静かにしていれば報酬を得られる」とわかりドーパミンが活性化されているからと考えられます
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大人であっても「この仕事を終えたら、あのドラマを見よう」とか「この目標を達成したらあの服を買おう」などご褒美を設定することで、ドーパミンの活性化につながります
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
ドーパミンとは?
- 生きるために必要なやる気を促し、幸福感をアップさせるホルモン
- 達成感、快感、喜び、感動などももたらします
不足すると?
- 「やる気が起きない」
- 「記憶力や作業能率の低下」
- 「無関心・無感動」
- などを引き起こし、幸福感の低下につながってしまいます
ドーパミンの増やし方
- チーズや大豆食品を食べる
- 小さな目標やタスクを達成しよう
- ドーパミンの活性化には「ご褒美」が効果的です