【インフルエンザ】コロナ禍で激減?
2020-21年のインフルエンザ感染者数
新型コロナウイルスの第3波の感染拡大はまだまだ予断を許しません。そんな中で、2021.01.22時点の情報では、インフルエンザ感染者数は、累計でたったの793人で、例年の0.12%と極端に減っていました。*5
2020-21年のインフルエンザ感染者数が少ないのは、なぜでしょう。
理由1 新型コロナ対策がインフルエンザ予防になっている
- コロナ感染予防の行動様式が国民一人ひとりに浸透したこと
- 密集・密閉・密接を避け、ソーシャルディスタンスを保つ
- 飲食店やショッピングモールなどで入店と同時に手指消毒や検温
- 手洗いやマスク着用の効果
- 海外との人的交流が、激減した
理由2 インフルエンザ・ワクチン接種数
- 早い時期のワクチン接種
- インフルエンザのワクチン接種状況は10月時点で13万2200人と、2019年10月の4万4661人に比べて3倍程度と大幅に増加している
理由3 でも安心はまだ?
- インフルエンザの検査数が減った *8
- 綿棒を鼻の穴に突っ込むため、咳やくしゃみの感染リスクがあるため、自主的にインフルエンザの検査を中止している医療機関もある *8
【出典】
- *5 JIJI.com 2020.12.12 インフル患者、昨年比0.2% コロナと同時流行、兆候なく―「ウイルス干渉」か?
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121200123&g=soc - *6 nippon.com 2021.01.22 今季インフル患者、累計でたったの793人、例年の0.12%:2020年9月からの21週間で
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00867/ - *7 ウェザーニュース 2020.12.05 インフルエンザがコロナ禍で激減、その理由は?
https://weathernews.jp/s/topics/202012/020255/ - *8 CLINIC FOR 2020.12.28 インフル感染者数が激減?コロナ禍における傾向について、医師が解説します
https://www.clinicfor.life/articles/covid-081/
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
インフルエンザの感染者数が、例年の0.2%に激減
- 新型コロナ対策がインフルエンザ予防になっている: 3密防止とソーシャルディスタンス、飲食店などで入店と同時に手指消毒や検温、手洗いやマスク着用
- 海外との人的交流が激減
- インフルエンザワクチン接種を早い時期に始めた
- インフルエンザワクチン接種状況は10月時点で13万2200人と、2019年10月の4万4661人に比べて3倍程度と大幅に増加している
- 注: ただし「インフルエンザ検査数が減っている」こともあり、今年の冬はまだ終わっていませんので、安心はできません
ご参考: 新型コロナとインフルエンザの違い?
詳しくは下のブログをご覧ください
【出典】
- 2020-12-18 【コロナとインフルエンザの違い】致死率と医療崩壊
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/12/18/115030