美と健康 beauty & healthy

美と健康に役立つ情報を女性目線でご提供します

【 海外 新型コロナ対策 】スペイン、イラン、インド、ブラジルなどの各国の対応

f:id:SakiHana:20200406102355j:plain

海外での新型コロナウイルスへの各国の対応

 世界中の感染者数がついに100万人を超えた“新型コロナウイルス、欧米各国は医療崩壊の危機的状況に陥っています。日本は海外の事例から何を学び、どう生かしてゆくべきか、まとめてみました。

 また、後半では今後感染リスクが拡大しそうな、南アメリカ、アフリカの現状についての情報も入れています。

海外各国の新型コロナ対策 まとめ

 コロナウイルス感染が急激に広がった各国では、以下の傾向が見られました。

  • 医療崩壊を経験して「コロナウイルスの感染力を軽視していた」ことがわかった
  • 危機感は大きく「外出禁止」「封鎖」を徹底している。 国によって罰則も
  • 人々は外出禁止の不便さを受け止め、様々な工夫が出始めている

 各国別に特長をご紹介しますね

アメリ

 米国は4月1日に2万人超で感染者が増え、4月3日には4万人近く増えた。3月下旬からは米国の死者数が急増。ニューヨーク市では人工呼吸器の確保が課題になるなど、医療崩壊の姿が現実的。 さらに、若い患者が既往症状がないのに、人工呼吸器や死亡というケースも出ている。

インド

 感染者が500人を超えた時点で、3月25日にモディ首相が21日間全土を封鎖。

 モディ首相「21日間の封鎖機関を上手く活用出来なければ、(人口13億の)我々の国は21年分後退するだろう」

 外出防止のため、街に出ている人たちに、警官が棒たたき、腕立て伏せ、スクワットなどの罰則を実施している

イタリア

 ボランティア団体が、余っている家庭から食料を集め、恵まれない家庭に届けるという活動が行われている。

 感染者12万人中、9500人が医療従事者であったことから、ロボットが計測、血圧、心拍数などを計測することで、医師と患者の接触頻度を減らすなど、医師へ感染防止している。

スペイン

 感染者11万9199人、死者1万1198人、世界2位。 3月16日からの外出禁止を4月9日まで延長し、食料品店など生活必需品購入を除き外出禁止を徹底している。

 市民が不安視されていることは「医者がコロナウイルスにかかっている」「ベッドも人工呼吸器も人も、プロテクターも足りていません」「マドリードにある展示場に簡易ベッドを設置し、一時的な病院として使用」「人工呼吸器が不足しているので、シュノーケル用のマスクに人工呼吸器を付けて空気を送り込もうと改造している」など

イラン

 甚大な被害で、感染者5万3183人、死者 3294人、首都はテヘラン人口約870万人。

 国家の重要人物が感染している。2月に保健省次官が感染、エブテカール副大統領が感染、最高指導者ハメネイ師の顧問を務める側近が感染により死亡。

  国連の核合意一部停止で、離脱してから、国境なき医師団がイランへの支援を申し出たが、外国勢力の支援は不要と断った。「医師団はスパイとして行動する」など、他国を信頼出来る状況でない

 テヘランの現状を取材すると「感染拡大の一番の理由は、多くの人が真剣に受け止めず、他の町に行ったりしていた」からだと言う意見があり。

 政府は、先週から外出に罰則を始めた。 他の町の車のナンバーがあると、500万リアル(約1万3千円)の罰金を取り、かつ車を没収される。

 毎年3月20日~はイランでは正月、各地で人出が多いが、今は、外出も出来ず、店も占め、結婚式や葬式は禁止。

 商店街でも感染を恐れ、現金は使わない。 クレジットカードは毎回消毒して触れている。 富裕層が寄付し、消毒タンクを町中に設置し、市民に無料で提供。

     

【出典】

 

今後感染拡大が心配な国

アフリカ全体

 2020.4.4現在、アフリカ全体で5000人の感染者であるが、水道が不整備なこと、ウイルスに知識があるのは一部の人、など、公衆衛生に対する意識を高めるために投資が必要。
 ニュースやSNSなどに接する人はいいが、電気のない農村地域の人は知らない。てぶくろやマスク、治療器具も不十分で、検査機器を生産する能力もない。

南アフリカ共和国

 クアクアという人口18万人の自治区へのTV取材では、約2年水道が止まっている。数週間ぶりの水の配給があると、長い列がでて、住民達に水が配られていた。

 もしコロナウイルス感染が広がっても、手洗いをする十分な水がない。雨水をためて生活に使っているが、石けんもない。
 数ヶ月後に冬を迎えるが、WHOは冬に感染率が向上するかもしれないと、心配している。

 また、エイズが免疫力を低下させるが、成人の5人に1人がエイズに感染していて、コロナにかかりやすいリスクを持っていて、状況は深刻である。

 

ブラジル

 ブラジル保健省は4月4日、新型コロナウイルスの国内感染者が前日から1222人増え、1万278人になったと発表した。死者は73人増の432人。感染者の死亡率は4.2%に達した。 

「軽いインフルでたいした病気でない、マスコミは恐怖をあおりたてているだけ」と、新型コロナウイルスを巡り、ブラジルのボルソナロ大統領の奔放な言動が批判を浴びている。 ウイルスの脅威を軽視するような発言を繰り返し、感染拡大を防ぎたい州知事と対立し、支持者の前で素手で握手をしたり「今まで、感染症はずっと克服してきた。 インフルの予防接種をしている」などと強気である。

 資源価格の下落や財政悪化懸念で株や通貨が大きく売られる中、市場ではボルソナロ大統領の存在がリスクとして意識されつつある。
 知事達から批判、失望し、「この国難で! 国を頼ることは出来ない」と独自の対応を始めている。

  • 3月23日から外出禁止要請が出て、学校・レストランは休止
  • サッカースタジアムで臨時病院をたてている
  • 国民は、ベランダで体操 
  • リオデジャネイロでは、犯罪組織がコロナ対策を始める

 

 

【出典】

  

まとめ

 コロナ対策では、海外各国の対応が、良い意味でも、失敗例としても、日本が参考に出来ることはあります。 

 日本で感染者・死者を最低に抑え、経済的にも医学的にも、早く回復できし、困っている国に支援が始められるようにしたいと思いました。 

 まずは、海外各国の対応から学べることは、この3点でした

  • 医療崩壊を経験して「コロナウイルスの感染力を軽視していた」ことの重要性がわかった
  • 危機感は大きく「外出禁止」「封鎖」を徹底している。 国によって罰則も
  • 人々は外出禁止の不便さを受け止め、様々な工夫が出始めている

 

 

 

 

 

肌質改善