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【 思い出の音楽で認知症予防 】10歳~20歳のころの好きな曲を家族に伝えましょう

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驚きのニュース 認知症の患者が思い出の曲を聴くと急に楽しそうに思い出を話し始めます

 

認知症の心配のある方に

 まずは、このANNニュース Youtubeをぜひご覧ください。

音楽の力が認知症を救う!『パーソナル・ソング

  • 2014年11月1日放送「ポータルANNニュース&スポーツ」特集のディレクターズカット版です
  • 全世界に3500万人いる認知症患者、その治療に効果的と言われる『音楽の力』
  • その不思議な力に勇気づけられ、生きる活力を取り戻していく人々の姿を描いた映画です

youtu.be

 

【出典】

実践している人がいます

 私の尊敬するブロガー「あい青子」さんのブログを拝見しています。

 2020年3月から「幸せは、人とくらべるものではない」とブログをはじめられました。

 ご自身の家系に認知症がおられることを自ら公開され、ご自身の予防に実践されています。 オススメは、

10歳から20歳のころに大好きだった曲のリストをつくっておく

  • 認知症の人達に、子供の頃、若い頃、大好きだった曲を聴いてもらうと、ハッとするほど認知機能がよくなる!
  • 自分が認知症になった時用の、脳の認知機能を良くする効果がある、大好きだった曲を聴くノスタルジールーム作り
  • それは、自分が大好きだった曲、特に10歳から15歳のころに大好きだった曲を、オリジナルのまま、聴いてもらうことなんだそうですよ

  • 自分が大好きだった曲のリストさえ作っておけばいいんです

【出典】

 

ミュージックミラー

 2014年に、来日された認知症専門精神科医のヒューゴ・デウァール博士のお話です。

英国で実践されているパーソン・センタード・ケア(本人を中心に考えた認知症ケア)で有名な博士とのインタビュー内容を、ご紹介します。

ミュージックミラーをご存じですか?

  • ある大学が脳神経学を基に研究を行った結果、脳の神経が最も記憶に残すのは音であるという科学的な結果が出ました

  • 脳に何らかのダメージがあったとしても、音に対する反応は最後まで残る

  • 好きな音楽を通して(意思疎通が難しくなってきた)認知症の人とつながろうとする方法が「ミュージックミラー」です

その人が好きな音楽であることが重要

  • 音楽がいいと言っても、みんなが好きな曲ではなくて、その人が好きな音楽であることが重要だということが分かってきました

  • これは重度の患者さんだけではなくて、軽度の、もしくは予備群の認知症患者さんでも有効な方法なんです

  • 「あなたはどういう音楽が好きで、どういう曲が好きですか?」と聞きますが、そのときに、「なぜ好きなのですか?」と理由もしっかり聞いておく。ここがポイントです。

  • ある人は実は、その曲自体が好きなのではなくて、それを聞いたときの記憶がすごくいい、楽しい状況だったから、その曲が好きだと記憶しているということもあるからです

事例 「トム・ジョーンズ大嫌い」な患者さん

  • ある患者さんが「ぼくは『デライラ』が好きなんだ、トム・ジョーンズの曲だよ」と言ったんです

  • スタッフはトム・ジョーンズの他の曲を流したのですが、その人は、かえってイライラしてしまった

  • なぜかというと、トム・ジョーンズが大嫌いだった(笑)

  • でも実は、彼の結婚式で、おじさんが酔っ払って、すごく面白おかしく「デライラ」を歌ってくれたそうです

  • だから、「デライラ」を聞くと、そのときの映像が蘇ってきてニコッとする

  • 彼がニコッとしたときは100%、スタッフが彼とコミュニケーションを取れる糸口になります

  • このように、音楽は、人同士のつながりを持つためのツールとして、活用することができます

事例 「電車の音が好きな人」

  •  幼いころに鉄道の線路の近くに住んでいて、いつも電車の音を聞きながら寝起きしていた人です

  • ただし、電車の音ならどれでもいいわけではない。ある特定の路線ということで、いろいろ調べて、ついにこの電車だと突き止めました。

好きな曲と理由が分かれば、誰でもケアできる?

  • それぞれの患者さんごとに、「ミュージックミラー」のリストを作っておくのです。YouTubeのリンクでもいい。

  • 音楽が特定できて、なぜ好きかが分かれば、それを活用して、誰でもケアを提供することができ得ると思います

  • 初めての患者さんで、なかなか心を開いてくれなくても、この「ミュージックミラー」があれば、その曲を聞いて笑顔になってくれる。心と心がつながって、会話もできる、ということになりますね

【出典】

音楽療法とは?

 一般的な、認知症と「音楽」療法は、どんな施設でも行われており、音楽が気持ちをよくすることは、皆さんご存じです。 二つご紹介します。 

認知症リハビリ|音楽療法で心身を活性化

高齢者に対する音楽療法プログラムの例

  • 挨拶や季節の話題など、導入を行います
  • 誰もが知っている定番の曲や季節の曲をピアノの伴奏に合わせて歌います
  • 音楽に合わせて手拍子をうったり、体操をしたり、楽器を鳴らしたり、身体を動かします
  • ゆったりとした曲を鑑賞してクールダウンします

 

【出典】

 

 

まとめ

 ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

 それと、この記事を書くきっかけをいただいた、あい青子さん、ありがとうございました。

 

 一般的な音楽療法でなく、昔好きだった曲を使うことは、とっても有効だと確信しました。 私も準備しておこーーっと 

認知症の方に、若いころ好きだった曲を聞かせると「活き活き」する

10歳から20歳のころに大好きだった曲のリストをつくっておく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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