【もうすぐ冬】細菌やウイルス感染症から身を守りましょう ★
今強化すべきは「免疫力」
冬になると気になるのが細菌やウイルスによる感染症の流行。だからこそ、今から強化すべきは免疫力です。
出典*1の番組で紹介された情報をお知らせしますね。
免疫力アップの鍵は「腸」
- 私たちは、食べ物や飲み物と一緒に目に見えないウイルスを飲み込んでいます
- その時、栄養か敵かを見極めているのが腸なんです
- 小腸にある「バイエル板」で、ウイルスなどを取り込み、免疫細胞に「これが細菌・ウイルスだよ」と学習させています
バイエル板をしっかりさせるのは、ビタミンB1
- 免疫力アップに欠かせないバイエル板ですが、ビタミンB1が不足するとバイエル板が縮小し免疫細胞も少なくなってしまいます
- すると、学習効果が下がり、免疫力の低下を引き起こしてしまいます
- だからこそ、食事でビタミンB1を摂取する事がとても大切です
- 小さくなったバイエル板が元に戻るには1~2週間必要なので、ビタミンB1を継続して摂取するように心がけましょう
ビタミンB1の吸収率がいいのは「豚のショウガ焼き」
- ビタミンB1を含む食材は、パイナップル、サバ、豚肉、牛乳、玄米、枝豆、干しブドウ などです
- この中の豚肉に、玉ねぎやニンニクなどに含まれるニオイ成分「アリシン」と一緒に摂取すると、腸での吸収がアップする事が知られているそうです
- 一番のオススメメニューは「豚の生姜焼き」
- ニンニクの隠し味に、玉ねぎも一緒に炒める事でビタミンB1の吸収率がアップします
【出典】
- *1 健康カプセルゲンキの時間 / 2020.10.25放送 / 基礎から学ぶ免疫力 アジュバンド研究センター 國澤純 センター長・薬学博士
https://hicbc.com/tv/genki/archive/201025/ - *2 2020-10-01 保存版【 免疫力を高める 】食品・運動でコロナ感染から身を守ろう!
https://sakihana.hatenablog.com/entry/2020/10/01/025926
免疫の基礎知識
私たちは、空気中にある、ウイルスや細菌がどのように体に入り、感染し、病気になるのでしょうか?
感染
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ウイルスが好むのは、寒く乾燥した環境。乾いた空気にのっての飛沫や直接触れる事で私たちの体内に入ると、今度は自らを増やすため細胞への侵入を試みます。ウイルスが侵入に成功すると「感染」となります
潜伏期間
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ウイルスが侵入して症状が出るまでを潜伏期間といいます
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症状が出るまでインフルエンザなら1日~3日
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新型コロナウイルスだと現時点では1日~14日、平均5日前後といわれています
自然免疫
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細胞に侵入したウイルスは、凄まじい勢いで増殖を開始します
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そこでウイルスの増殖を食い止めるために立ち上がるのが免疫細胞です
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免疫細胞は、ウイルスの侵入後わずか数分で活動を開始し攻撃を開始します
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まず動くのは、ウイルスを片っ端から食べ尽くす「食細胞」
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もう1つはウイルスに感染した細胞ごと破壊する「NK細胞」
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これら2つの免疫システムを「自然免疫」といいます
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自然免疫は、誰もが持ちウイルスから身を守る第一の砦
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この免疫のおかげでウイルスが侵入しても症状が出なかったり、軽症で済んだりします
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ただし、自然免疫は20代をピークに低下していくといわれています
発症
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自然免疫がウイルスとの戦いに敗れると発症します
獲得免疫
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感染から数日経つと、新たな免疫システムが作動します
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それが、ウイルス殲滅に特化した第二の防衛隊「獲得免疫」です
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獲得免疫には、「樹状細胞」「T細胞」「B細胞」があります
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自然免疫では防げなかったウイルスの特徴を把握し、抜群の攻撃力でウイルスに感染した細胞ごと破壊
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その働きは、のどの痛み、せき、発熱などの症状として身体に現れます
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ウイルスとの戦いを経験すると、B細胞とT細胞がウイルスの特徴を記憶します
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例えば、風疹や麻疹に一度かかると、2度とかからないのは獲得免疫のおかげなのです。
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再び同じウイルスに襲われても、獲得免疫が大いに活躍してくれます
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ただし、獲得免疫のパワーも自然免疫と同じく、年齢とともに低下していくといわれています
【出典】
- *1 健康カプセルゲンキの時間 / 2020.10.25放送 / 基礎から学ぶ免疫力 アジュバンド研究センター 國澤純 センター長・薬学博士
https://hicbc.com/tv/genki/archive/201025/
ウイルスや細菌から身を守る「免疫力」の疑問
1. 身体を温めると免疫力が上がるの?
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科学的に証明されている部分とされていない部分がありますが、免疫細胞が十分に働ける36.5度くらいの体温を維持する事が望ましいといえます
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免疫を低下させる一番の要因はストレスなので、お風呂に入ってリラックスするとストレスによる免疫の低下を予防する効果が期待できます
2. 寒いと免疫力が下がるの?
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冬は外と室内の気温差が大きいので、体温調節のために身体にストレスがかかり、免疫力が低下する危険性があります
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そのため、着るものを調整するなどして気温差がないようにしてください
3. インフルエンザワクチンの効果は、どれくらい持続するの?
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インフルエンザワクチンの効果は、大体5か月ほど持続するといわれています
4. インフルエンザと新型コロナウイルス同時にかかる事はあるの?
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この冬にインフルエンザと新型コロナウイルウスが同時流行する可能性があると世界各国が警告しています
【出典】
- 健康カプセルゲンキの時間 / 2020.10.25放送 / 基礎から学ぶ免疫力 アジュバンド研究センター 國澤純 センター長・薬学博士
https://hicbc.com/tv/genki/archive/201025/
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます 。
これから寒くなる日本です。 今までなら、インフルエンザの予防接種をしようか?という季節ですが、今年ばかりは、新型コロナウイルスとの関係が心配ですね。
両方がやってきても、ウイルスをやっつけられるように、
免疫力アップの鍵は「腸」
- 小腸にある「バイエル板」で、ウイルスを取り込み、免疫細胞に「これが細菌・ウイルスだよ」と学習させています
バイエル板をしっかりさせるのは、ビタミンB1
ビタミンB1の吸収率がいいのは「豚のショウガ焼き」
- ビタミンB1が豊富な豚肉に、玉ねぎやニンニクに含まれるニオイ成分「アリシン」と一緒に摂取すると、腸での吸収がアップするそうです
基本は体調管理
- 睡眠不足やストレスによる体調不良がある時は、免疫力が下がる要因になるので、身体を休ませ栄養をしっかり摂って免疫力を回復させる事が大切です
- 手洗い・換気・マスクなどの感染対策もしっかりと行いながら健康的な生活を送っていきましょう
【顔たるみ予防】