【柑橘類】みかん・レモンなどの健康パワーご紹介
健康パワー超要約
*1 で紹介された3つの柑橘類の健康パワーを、表にまとめました。
レモン (皮も含む)
- 疲労回復
- 高血圧予防
- リラックス
- 集中力アップ"
- 老化防止
みかん (白い筋も含む)
じゃばら (ゆずとみかんの交配種)
- 鼻水の症状緩和
【出典 *1】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.01.31 柑橘類の知られざる健康パワー
みかん・レモン 知られざる健康パワー
県立広島大学 保健福祉学部 教授 医学博士 飯田忠行
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210131/
レモン
今が旬の果物「レモン」。レモンに含まれるビタミンCは、免疫力を高める効果が期待でき、風邪などをひきやすいこの時期に、ぜひ皮ごと食べてください。
レモンの健康パワー 疲労回復
クエン酸含有量(果汁100gあたり)
- レモン 3g
- グレープフルーツ 1.1g
- みかん 1g
疲労回復にオススメ!「レモンうどん」
レモンの健康パワー 高血圧予防
- 血圧が高くなる原因の1つは、酸化した悪玉コレステロールによるもの
- 血管の壁にこびりつく事で血管が狭くなり血圧が上昇するといわれています
- レモンに含まれる「エリオシトリン」というポリフェノールは、悪玉コレステロールの酸化を防いで血管の壁にこびりつかないようにするため、血圧が下がると考えられているそうです
- エリオシトリンは皮の部分に多く含まれているので、高血圧対策には皮ごと食べるのがオススメ
- レモンに含まれるクエン酸には血圧を高くするホルモンを抑える働きがあるのでダブルの効果で高血圧予防につながるそうです
高血圧予防にオススメ!レモンの皮を使ったメニュー
- ポテトサラダ
マヨネーズの代わりに小さく刻んだレモンの皮とレモン果汁を入れると爽やかな仕上がりになります - 酢の物、ヨーグルトなど
皮ごとレモンを入れると食感も楽しめます - さまざまな料理の仕上げに皮をすりおろして入れるのもオススメです
レモンの健康パワー リラックス&集中力アップ
- レモンの香り成分「リモネン」を嗅ぐと、ストレスを軽減してくれる脳波が出やすくなり、リラックスや集中力アップの効果が期待できるそうです
- 仕事で集中したい時や夜ぐっすり眠りたい時などにオススメです
リモネンが出やすくなるレモンの絞り方
- リモネンが詰まっているのは、レモンの表面にある油胞と呼ばれる香りカプセル
- 皮を下にして絞るとリモネンが果汁と一緒に出やすくなるそうです
リラックス&集中力アップにオススメ!「レモン白湯」
- リラックス&集中力アップにオススメなのが、レモンスライスにお湯を注ぐだけの「レモン白湯」
- お湯を注ぐ事で香りが立ちやすくなるため、リモネンの効果が得られやすいそうです
揚げ物×レモンの健康効果
- レモンは揚げ物についてきますよね。
- これは理にかなった使い方なのです
- 体内では、たんぱく質と余分なブドウ糖が結びつきAGEという身体の老化を促進させる成分が生まれます
- レモンをかける事でクエン酸の働きによりAGEの生成が抑制されるそうです。
【出典 *1】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.01.31 柑橘類の知られざる健康パワー
みかん・レモン 知られざる健康パワー
県立広島大学 保健福祉学部 教授 医学博士 飯田忠行
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210131/
みかん
みかんの健康パワー 冷え性の予防・改善
みかんの健康パワー 骨粗しょう症予防
- みかんの色素成分「β-クリプトキサンチン」には、骨を壊す細胞を抑制する働きがあるため、骨粗しょう症の予防につながるとの事 *1
- ある調査ではβ-クリプトキサンチンの血中濃度が高い人、つまりみかんをよく食べている人は骨粗しょう症の発症リスクが約90%低い事がわかったのだとか
- 抗酸化作用により肝機能障害や動脈硬化などの予防効果も期待できるそうです
みかんは 軸の細いのがオススメ
- 軸が細いみかんの方が、成長過程でみかんに入る水分が少なくなり、β-クリプトチンの濃度が高くなるそうです
- 同じ大きさ・重さとした場合
乳製品と一緒に摂って吸収率アップ
- 牛乳や乳製品と一緒に食べると、β-クリプトチンの吸収率が上がるそうです
- ヨーグルトなどにトッピングして食べるのがオススメです。
【出典 *1】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.01.31 柑橘類の知られざる健康パワー
みかん・レモン 知られざる健康パワー
県立広島大学 保健福祉学部 教授 医学博士 飯田忠行
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210131/
じゃばら
花粉症の症状緩和が期待できるといわれているのが、和歌山県の北山村で生産されている「じゃばら」です。
ゆずとみかんとの自然交配によってできた柑橘類で「邪を払うほど酸っぱい」事からその名がついたそうです。
つらい鼻水の症状緩和に
- じゃばらには、ナルニチンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています
- ナルニチンには、花粉などが体内に侵入する際に出るヒスタミン(かゆみの元)などの放出を抑える働きがあり、主に鼻水の症状緩和が期待できるそうです
加工品でもOK
- じゃばらの果実が出回るのは12月~2月頃までですが、生のじゃばらだけでなくても、加工品でも花粉症への効果が期待できるそうです
【出典 *1】
- 健康カプセルゲンキの時間 2021.01.31 柑橘類の知られざる健康パワー
みかん・レモン 知られざる健康パワー
県立広島大学 保健福祉学部 教授 医学博士 飯田忠行
https://hicbc.com/tv/genki/archive/210131/
柑橘系はこれら以外の健康効果があるそうです
柑橘系の果物は、ビタミンCや食物繊維、葉酸、カリウムといった抗酸化物質、ビタミン、栄養素の宝庫なのです。「これらの栄養素は、がんや心臓病などの慢性的な病気から身体を守ってくれ、脳の健康も保ち、腎臓結石になりにくくする力があると研究で証明されています」と話すのは、アメリカ栄養士会の広報担当者で管理栄養士のヴァンダナ・シースさん *2
くわしくは、出典*2をご覧くださいね
1. 脳の健康状態向上に役立つ
2. 腎臓結石のリスクを下げてくれる
3. 心臓を守るために役立つ
4. 消化器系のがんから守る
5. 免疫系のはたらきを助ける
【出典*2】
- Woman Excite 2019.04.16 脳や心臓にも影響⁉︎ 柑橘類を毎日食べるといい5つのメリット
https://erecipe.woman.excite.co.jp/article/Mylohas_201904_188917pvn_citrus2/
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
冬は、柑橘類のシーズンですので、さまざまな健康効果のあるレモン・みかん・じゃばらを試してみてくださいね。
柑橘類 レモン・みかん・じゃばら の健康効果をご紹介しました
レモン | 疲労回復 | クエン酸が糖を効率よくエネルギーに変える | レモンうどん |
レモン | 高血圧予防 | エルオシトリンというポリフェノールが悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血管の壁にこびりつかないようにする | ポテトサラダ 酢のもの、ヨーグルト |
レモン | リラックス 集中力アップ |
レモンの香り「リモネン」がストレスを軽減する脳波が出やすくなる | レモン白湯 |
レモン | 老化防止 | クエン酸がAGEと言う身体の老化成分を抑制 | 揚げ物xレモン |
みかん | 冷え性の予防・改善 | ヘスペリジンというポリフェノール成分が血管を拡張させる | みかんの白い筋 |
みかん | 骨粗しょう症予防 | みかんの色素成分「βクリプトキサンチン」は骨を壊す細胞を抑制 | 軸の細いみかんがオススメ ヨーグルトにみかんをトッピング |
じゃばら | 鼻水の症状緩和 | ナルニチンというポリフェノールの一種が、ヒスタミン(かゆみの元)の放出を抑える | 「じゃばら」は、ゆずとみかんの自然交配でできた柑橘類 加工品でもOK |